4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比35銭円高・ドル安の「1ドル=151円30〜40銭で取引を終えています。円の高値は「1ドル=151円13銭」、安値は「1ドル=151円77銭」でした。 午後に米株式市場で主要株価指数が軒並み下落に転じたことや中東情勢悪化への警戒から、リスク回避の円買いが入りなした。米長期金利が低下し、日米金利差の縮小による円買い・ドル売りも広がっています。 朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は「22万1000件」と、市場予想(21万3000件)を上回りました。1月下旬以来の高水準となり、労働市場の過熱感が薄れていると受け止められています。2月の米貿易収支(季節調整済み)で赤字幅が前月から拡大したのもドルの売りに流れています。