7日、財務省が発表しました4~6月期の為替介入実績によりますと、急速な円安に歯止めをかけるため政府・日銀は、
(4月29日)に5兆9185億円の円買い・ドル売り介入を実施しました。
1日当たりの円買い・ドル売り介入としては2022年10月21日の5兆6202億円を超え、過去最大となっています。介入は実施直後に公表しない「覆面介入」の形で行われ、今回、実施日と1日当たりの規模が明らかになりました。
政府・日銀は(4月29日)のほか、(5月1日)にも3兆8700億円の円買い・ドル売り介入を行っています。「覆面介入」は、いつ介入が行われるか分からない疑心暗鬼に市場参加者を陥らせ、警戒感を高めるという狙いがあります。