ダウ平均株価(9月10日)終値4万0736ドル96セント
Sep
10
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。寄り付き直後には買いが先行し、ダウ平均は高く始まりましたが、11日に8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースを探るうえで内容を見極めたい雰囲気があり、持ち高調整の売りも出やすくなっています。
(FRB)は来週開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとみられています。利下げ幅の予想を巡っては、市場の見方が定まっておらず、今週発表の物価指標を確認したいという投資家が多いようです。10日夜には米大統領選の候補者である民主党の<ハリス副大統領>と共和党の<トランプ前大統領>によるテレビ討論会も予定されており、様子見ムードも出ています。
前週は米景気の先行き不透明感を背景に株売りが広がり、ダウ平均株価の週間の下げ幅は2023年3月以来の大きさとなりました。短期的に下げすぎたとの見方があり、ハイテク株を中心に前日には押し目買いが入っています。10日朝の取引でも一部のハイテク株への買いが続いており、相場を下支えしています。
個別銘柄ではアップルに売りが先行しました。欧州司法裁判所が10日、アイルランドがアップルに適用してきた法人税の優遇措置を巡り、違法な補助とみなす欧州委員会の判断を支持する判決を下しています。
ダウ平均株価は、前日比92ドル63セント(0.23%)安の4万0736ドル96セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比141.28ポイント(0.84%)高の1万7025.88でした。
S&P500種株価指数は、前日比24.47ポイント (0.45%)高の5495.52でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比141.28ポイント(0.84%)高の1万7025.88でした。
S&P500種株価指数は、前日比24.47ポイント (0.45%)高の5495.52でした。