「１ドル＝１５２円９５銭」

７日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比１円７０銭円高・ドル安の「１ドル＝１５２円９０銭〜１５３円００銭」で取引を終えています。円の高値は「１ドル＝１５２円７０銭」、安値は「１ドル＝１５３円７８銭」でした。

米長期金利の低下や米利下げが続くとの観測が円買い・ドル売りを誘いました。同日の東京市場で７月下旬以来の円安・ドル高水準を付け、日本政府・日銀による円買いの為替介入への警戒感も意識されています。

米長期金利は、債券価格は高くなる前日比（０．１０%）低い（４．３３%）で終えています。米大統領選で共和党の＜トランプ前大統領＞が当選、インフレ再燃や米財政悪化観測で６日に急上昇していましたが、７日は上げが一服でした。

７日、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で（０．２５%）の利下げを決めています。（ＦＲＢ）の＜パウエル議長＞は（ＦＯＭＣ）後の記者会見で政策金利を「より中立的な水準に戻す過程にある」と述べています。利下げペースについては慎重に判断する姿勢を示しました。

市場では＜パウエル議長＞会見について当面は米利下げが続くとの見方が強まり、円を支えています。

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