19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。ハイテク株に買いが先行し、相場を押し上げています。半面、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が同日午後に発表されるのを控えて様子見の投資家が多く、ダウ平均株価の上値は重いままです。
エヌビディアが一時(2%高)となりました。<ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)>は18日の講演で、人工知能(AI)向け半導体の先端品「ブラックウェル」を高度化した「ブラックウェルUltra(ウルトラ)」を発表しました。一部のアナリストがエヌビディア株について改めて強気の見通しを示し、買いが先行しています。アップルやマイクロソフトも買われています。
(FOMC)の結果公表後、米債券市場で長期金利が前日終値(4.28%)を下回る(4.24%)を付ける場面がありました。金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れたことも株買いを促しています。
ダウ平均株価は、前日比383ドル32セント(0.92%)高の4万1964ドル63セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比246.67ポイント(1.41%)高の1万7750.79で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比60.63ポイント (1.08%)安の5675.79で終えています。