ディズニー『白雪姫』実写版が物議
Mar
21
米ウォルト・ディズニーが、3月21日(日本では3月20日)に米国で公開されました実写映画『白雪姫』が価値観を巡る「文化戦争」に直面しているようです。
オリジナル版とは異なる現代的なアプローチやラテン系俳優<レイチェル・ゼグラー>を主人公に起用、原作の白雪姫は「雪のように白い肌」を持つキャラクターとして描かれており、この設定が無視されたことに対して「白雪姫は白人であるべき」といった批判が相次ぎに加え、パレスチナ問題を巡って出演者らが対立するなど多方面に波紋を広げています。
実写版『白雪姫』で最も批判されている点の一つが、CGIで作られた小人たちのビジュアルです。アニメーション版の可愛らしい小人たちとは異なり、実写版ではリアルな顔立ちが強調され、多くの視聴者から「怖い」「悪夢のようだ」といった否定的な意見が寄せられています。
昨日『金曜ロードショウー』で放送されました、『リトル・マーメイド』は、「アリエル」役に黒人女性の<ハリー・ベイリー>が起用され、賛否両論を巻き起こしました。アニメーション版とは異なるキャスティングが話題となり、多くの議論を呼びました。
米国社会で多様性への反発が強まる中、大衆向けエンターテインメントのあり方が難しくなってきているようです。