原子力発電所誘致を撤回した和歌山県日高町で、原発候補地だった小浦地区に東京電力などが出資する会社が風力発電所の建設計画をしているそうだ。 山頂付近に発電能力2,000~2,300kwの風車7基を設置し、電気を関西電力に売る。 8,500~10,000万世帯分の供給能力があるという。 さて、通常1世帯分の電力は一般的には3kwとして計算する。 今回の大きい方の風車2,300kw(けっこう大きい)×7基 = 16,100kwとなる。 16,100kw/3kw ≒ 5366世帯 風力発電所の場合、発電能力を過大評価するのは、どこの自治体も同じ。 8,500~10,000万世帯分の供給能力があるというが、フル稼働でも5,366世帯と試算した方が正しいのではないだろうか? さらに、風力発電機の発電能力(定格電力)は、全くあてにならない。 平均稼働率は20%を割り込むのが普通だ。 つまり今回の計画では、多く見積もって3,220kwの発電能力しかない。 真実は1,073世帯分の電力でしかないのだ。 電気代はいったいいくらになるのでしょうね? そもそも計画されていた原子力発電所は110万kwクラス(36万世帯相当)。 何の解決にもなっていない。 多額のお金を積んで、セレモニーだけの風車を建てるのはもうやめませんか? これで騙される人がいるから、また笑えるわけですけど。。。
Posted at 2012-01-31 14:30
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Posted at 2012-02-01 01:46
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Posted at 2012-01-31 23:38
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Posted at 2012-02-01 08:55
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