エアゾルが世界を滅ぼすと書かれた、1977年の「第3の選択」。 当事はそんなことを誰も信用しなかった。 しかし、その後世界は激変し、ついにはオゾン層破壊物質であるフロンガスを排出しなくなった。 日経サイエンス10月号に出ていた、ほんの小さな記事。 僕はそれに着目している。 最近のオゾンホール修復により、南極の温暖化が加速しているのだ。 地表で反射した太陽エネルギーが、宇宙に戻らなくなってしまったのだ。 温暖化ガスが、地球温暖化に悪影響を与えていることは疑いも無い事実だが、このブログにも何度か記載している「地表の人工的な廃熱」というファクターを、皆は無視しすぎている。 つまりこの場合、CO2を排出しない原子力でさえ、地球温暖化要因の1つになってしまうのだ。 実はこの「地表の人工的な廃熱」も、地球温暖化の大きなファクターであるという仮説を僕は立てている。 データは無いが、きっと事実だ。 自然環境が複雑に絡み合っている中で、「ダイエットの裏技」的な方法では、コトは収まらない。 これもまた書き続けている事だが、温暖化対策の王道は、「人口の減少政策」だ。 人類が現在の生活レベル(経済活動)を維持するのならば、抜本的な対策はそこにしかない。 いかに不都合な真実であっても、人類はそこを避けて通ることはできない。 日本もまた少子化対策をすぐに中止し、温暖化対策のリーダーとして、「豊かな小国」を目指すことを基本姿勢とすべきだと考えている。
Posted at 2008-08-29 06:39
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Posted at 2008-08-30 00:10
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