ニヌハ2は完璧な状態だった。 帆の性能は満足のいくものだった。 爆発的な風下へのスピードはなくなったが、風上への性能は確保された。 シャープになった船底との相乗効果で、270度の方向の自由を得た。 旅という目的を考えると、これがニヌハ2に最も似合う形と言える。 しかも、この艇の初期の状態から考えると、引き波の発生は40%減少している。水の抵抗が少ない。エイクへの負荷が少ない。 新設計されたラダーは、踏力がほとんど必要なく、浅瀬への進入が可能になった。 しかも2倍の性能を得ている。 この部分は、明らかに先人たちの知恵を超えた。 ニヌハ2の最終進化型を宣言したい。 沖縄選手達の漕ぎのチェックも完了した。僕たちは、練習の終了を決めた。 そして、強度が不足気味の帆柱の材料を買いにいく事にした。 おそらく、本番で使用する事になる帆柱は、残り時間で忠さんがカンナの腕前を見せてくれるだろう。僕は既に大阪にもどり、最近出来なかった用事を片付けている。・・・しかし、何と言うことだ。 前回のカヤックで壊した肩が痛み出した。 左手はほとんど動かすことが出来ない。 電気のスイッチを押すことができない。 今日は腕を吊って行動し、明日は整形外科に行く事にしよう。 また、新たな障壁を突きつけられる事になってしまった。
Posted at 2007-06-16 14:33
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Posted at 2007-06-17 15:31
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Posted at 2007-06-17 06:09
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Posted at 2007-06-17 15:25
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