ひとり暮らしのカフェタイム
Oct
21
おひとり暮らしの方が、がんになった時には特有の悩みがあります。
例えば
急に体調が悪くなったとき
・ご飯はどうする!?
・入院の準備は!?
・玄関からタクシーまで歩けるのか!?
・ゴミ出しは!?
ほか、さまざまな手続きを体調が悪い中、関係部署に1人で回ってしなければならなかったり…
ということもあります。
今回はケアマネジャーさん、ヘルパーさん、訪問看護師さんに来ていただいて、それぞれがどんなサービスをどんな思いで提供しているか?ということからお話いただいて、参加者さんとあれこれお話ししました。
◉今日話したことのポイント
○在宅サービスは患者さん側からするととても複雑
・医療保険と介護保険がある
・同じ様に見えても違うサービスがたくさんある
(例えば移送サービスにもいろいろある)
○がん患者さんの場合、在宅サービスを使うタイミングが遅れがち
・外来に通院できていると困りごとを見逃されやすい
・患者さん側も在宅サービス=寝たきりのイメージがある
○患者さん側がこれらを選んだり、コーディネートしなくて良い
・病院のがん相談支援センターに相談する
・話をよく聴いて、関心を寄せてくれる人に相談する
○相談のタイミング
例えば…生活上の動作で不都合を感じた時
・起き上がりが不自由でベッドを変えたいと思ったとき
・歩くのに支障があって、通院もきついなあという時
ほか、いろいろな具体的な知恵をたくさん共有できました。
今日来てくださったケアマネジャーさん、ヘルパーさん、訪問看護師さんにはまた時々来ていただきますので、機会がありましたらぜひご参加ください。