薬剤師さんと仲良くなろう
今月のテーマは「薬と検査値」
主に採血のデータについてです。
検査値の隣にあるHやLといったマークに一喜一憂してしまうのは、ごく当然の反応だと思いますが、ほんの少し知識を持っておくことで、その気持ちの揺れ幅をちょっとだけ和らげることができると良いと思います。
検査値の基準値は、健康な人が同じ検査をした場合100人中95人がその範疇にあるということを指しています。
なので、もともとそこから外れた人もいるということ。
なので、検査値は経過でみるものだということを一つ覚えておきましょう。
たとえば…
・低めで安定している
・1年かけて少しずつ貧血が進んでいる
・急激な貧血がある原因は何?出血してる?
といったものです。
多くのがん患者さんが気になる腫瘍マーカーは、それだけでは診断できないもので、人によっては変動しないこともあるし、がんじゃない疾患で上昇することもあります。
また、薬物療法による副作用で骨髄(白血球や貧血、血小板など)や肝臓、腎臓の昨日が低下する場合があります。
この場合はその値によって、お薬の量や頻度、時には中止するマニュアルが治療ごとに決められています。
お薬が効く力と、身体の負担のバランスをとってゆく大切な基準です。
毎週月曜日は薬剤師が10:00〜16:00の間来所していますので、採血データをもってふらりと気軽に立ち寄ってください。
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