男学で得られるもの
May
21
男学(おとこがく)はがんに関わる男性が集う時間です。
参加はしていませんが、筆まめなスタッフ木村がそうではない所長&担当ピアサポーターに代わってレポート。
今日はこれまで夢中になった趣味についての話題が盛り上がり、参加者さん同士の共通点がつながったりしたらしい。
いつもなのですが、男同士とても和やかでした。
この時間しか男性が利用できないわけではなく、参加者を限定しているもの以外いつでもはなうめを利用していただきたいのですが、そもそも、こういったピアサポートの場を利用する男性がおそらくきっと全国的に少なめの模様。
でも男学の時間の何とも言えない雰囲気の良さから察するに、利用した満足度は高いように見受けられます。
それを少しでも伝えたくて去年作成した動画はこちらです
突然ですが、こんなことを夫に聴いてみたことがあります。
Qもしがんになったらがんサロンを利用するか?
Aわからない
この答えは意外でした。
「行かない」と言うと思っていたからです。
Qどういうこと?
Aそこに行って何が得られるのかわからないから
なるほど。
この答えをスタッフや男性利用者さんと共有して出た男学の利用の仕方がこちら。
参加できる人(男性)
・がんを経験した男性
・ご家族、同僚、お友達など
・そのほか関係者
こんな時に…
・同じような経験をした人と話したい
・病気や治療の情報を整理したい
・男性だけの方が話しやすい
この「病気や治療の情報が整理できる」というところが男学で得られることで、
そのプロセスを通して、信頼関係が生まれ、結果、趣味の話題で盛り上がる和やかな雰囲気が生まれるんでしょうね。
「情報の整理」
これは一人で悶々とするより、同じような経験をした人や医師(所長)がいる場を使った方が効率的に進みそうです。
偶数月は第4金曜日の夜、奇数月は第3火曜日の日中に開催しています。
第1、3火曜日の午後は男学がなくても所長と男性ピアサポーターがいます。
こんな時間を使って情報の整理いかがでしょうか?