こんにちは ピアサポーターの久田です。
今日の『おくすりカフェ』には、製薬メーカーであるエーザイの経口剤製造部で働いていらっしゃる杉原早紀さんがzoomで登場してくださいました。
杉原さんは岐阜県にある川島工園という場所で薬の製造に携わっており、今日は『薬の製造と品質管理』についてお話ししてくださいましたよ。またはなうめにはエーザイの社員さん3名も来てくださり、たくさんの事を学べたひと時になりました。
これまでのおくすりカフェでも、薬が承認されるには莫大な時間とお金がかかる事を学んできましたが、その後薬を製造して私達の手元に届くのにも凄い行程がある事を今日知りました。それが、以前ブログにも書いた3文字アルファベットGMPでした。
GMP(Good Manufacturing Practice 製造管理および品質管理基準)を守らないと薬は製造できないのですが、製造に関わる人の服装、製造機材、手順、製造するための場所…etcが厳し〜く決められ、記録され、チェックされ、製造設備に関しても200種類以上の基準があるそうです。そしてその手順等が時間とともに劣化しないように、常に教育、トレーニングが行われているそうです。更にしばらくすると、見直しされ、また更に厳しい基準が作られる…。
健康を守るためのお薬だから、きちんと管理されているとは思ってはいたものの、実際に話を聞いてみたら手元にあるお薬が愛おしく思えてきましたよ。
さて、GMPが認定されるとGMPのマークが付きます。実は医薬品だけでなく健康食品などにもついているものがあるので、これから何かを試してみようとする時には、商品パッケージの見方が変わる私です。
杉原さん、はなうめに来てくださった社員の皆様ありがとうございました。
おくすりカフェではこれからも1年に1度製薬会社の方々から直接お話を聞ける機会がありますよ!なかなか無いチャンスなので
是非楽しみにしていてくださいね。
《参考》
公益財団法人日本健康・栄養食品協会