いつもおんころカフェの最初に‘てつがくしゃ’の菊地先生から対話を進める上で、シェアしておきたいことについてお話があります。 昨日はそれのちょこっと拡大バージョンで ・開いたこころ ・メモすること ・知的好奇心への意欲 が大事なんだよということについてちょこっと詳しく教えていただきました。 そこからのおんころカフェ。 テーマは「絵・写真」でした。 ・登山をした山小屋で教えてもらった白旗史朗の山岳写真 ・写真を撮られたくない人はいるけど、自然はそんなこと言わない ・朝のはなうめの公式LINEからの写真で繋がってる感 ・絵本のよみきかせは教室のサイズ感ですると選書したときと質感の伝わり方が変わる ・絵本を読むのは個人差がある。すぐ読める子とずっと楽しめる子 ・大きな芸術はインパクトがあるけど、小さな芸術から読み取れる人になる ・ゴッホのようなはっきりした絵も野地美樹子さんのような淡い絵も好き ・写真は撮ってるとき無になれる ・絵が上手な人は写真も上手 ・五感をつかって絵を鑑賞する ・美術館などで波長の合うものの前で足をとめてじっくり観る ・星野道夫さんのファン。都会の電車の中でも北海道にいるように思い出せるという言葉に影響を受けた。 今回もいろんな角度から、いろんな捉え方、表現、感じ方をシェアできて、なんとも良い時間でした。 図書館司書、原さんからが「絵・写真」をテーマに選んだ本も今回もとてもおもしろいです。 しばらく図書室に置いてありますので、ぜひ手に取ってみてください。 個人的には「#名画から学ぶ主婦業」がツボでした。。。 今回の紹介図書♪ #名画で学ぶ主婦業 田中久美子 宝島社 世界で一番素敵な浮世絵の教室 岡部昌幸 三才ブックス 素敵な空が見えるよ、明日もきっと リト 講談社 ナスカイ 梅佳代 亜紀書房
青春をテーマにあれこれ話しました 人目を気にする青春マインド ちょっと悪いことをする 身体の弱かった子ども時代から一転何でもできることを満喫 映画に没頭 本に没頭 雪山登山 管理主義が主流の中緩やかな校風がその後の人格にも影響 自分が嫌い 親も嫌い 内側に嵐が吹き荒れるサナギ 人間失格とこころ ‥などなど 楽しい想い出 危うい想い出 苦しみ いずれにしても青春時代の葛藤がその後の人生を豊かにするのかもしれませんね! 今月の紹介本 一度きりの大泉の話 萩尾望都 三匹のおっさん 有川浩 夏は幻 ISKA
毎月30冊ほど県立図書館の司書さんが選んだ本をお借りする 県立図書館便 今月のラインナップいかがですか? 綺麗な写真あり 美味しそうなのあり セルフケアに取り入れられそうなのあり メンズの見た目に良さそうなのあり お金が増えそうなのあり 毎回わくわくのラインナップ。 7月5日まで貸し出しも可能です。 どうぞ眺めにいらしてくださいね。
県立図書館の移転に伴ってお休みしていた月に一度の団体貸し出し。 今月も魅力的な本をたくさん選んでくださいました。 ボランティアとして来てくださっている図書館司書の原さんは、はなうめの図書の整備やおんころカフェではテーマに合った図書紹介をしてくださっています。 が この毎月の貸し出しは敢えて別の司書さんが選んでくださっています。 選ぶ人が変わると世界が広がるからです。 テーマをみているだけで、そそられませんか??? 毎月第2木曜日に入れ替えますので、眺めにいらしてくださいね。
今月のおんころカフェのテーマは『歩く・歩み』 いつも最初にナビゲーターの‘てつがくしゃ’菊地先生から、おんころカフェで大切にしたいことや今日のテーマを話すときのおんころのたねについてご紹介があります。 みなさん、大体なんとなーくテーマについて浮かんだことを持って参加されるのですが、このおんころのたねがあると一層話しやすくなります。 みなさんの『歩く・歩み』 ・山登りを思い出した。苦しくても自分が一歩出さないと前に進まない。 ・3月で退職し、車を手放したことで歩くようになった。活動時間も夜から昼になり、今まで気づかなかったことに気づくようになった。 ・山登りは行くと辛くて後悔するけどまた行きたくなる。 ・自分の足跡を振り返ると、録音した自分の声を聞いた時のような、否定したい気持ちになることに気づいた。 ・毎朝同じところに散歩に出る。体力がないのでほんのちょっとだけど、SNSにお散歩日記を書くと読んでくれる人がいる。 ・家の近くの丘の上に散歩に出るようにしている。ちょっとしたミニ動物園があって楽しい。(注:石川県ではありません) ・子どものころ、整列して沢山歩く遠足が嫌いだったけど、大人になり通勤などで歩くと悪くないなと思うようになった。 ・『走る』は走るスイッチを入れると勝手に走り続ける感じで周りもよく見えてない、『歩く』は一歩一歩に自分の意思があり周りもよく見える。人生にもそんな感じを受けることがある。 話題は小立野台地とそこにつながる坂の話題にも。 はなうめの裏にある本多公園から県立美術館の裏に出る階段もzoom参加者さんからオススメいただきました。 今月は日常の一場面にも人生にもつながる『歩く・歩み』でした。 来月はやってそうでやってなかった『青春』がテーマです。 難しい話はまーったくしていませんので、どうぞお気軽にご参加ください♪
石川県立図書館移転に伴ってお休みしていた団体貸し出しが再開しました。 月に一度30冊ほど、借りています。 今回はちょっとサイクルが短いのですが5月11日木曜日まで。 以降、第2木曜日に入れ替えとなります。 貸し出しも可能ですし、はなうめでパラパラとめくってみるのもおススメのラインナップです。 みなさん、どれが気になりますか?? また、「こんな感じの」とか「くすっと笑える小説」とか「猫がテーマのやつ」とか、 図書館司書原さんのセンスにどっぷりお任せして3~4さつ見繕ってくれる「セレクト本リクエスト」も随時受け付けています。 自分では選ばないワールドに出会えるかもですよ! どうぞ図書室へふらりとのんびりしにいらしてください。
今月のおんころカフェ。 テーマは「海」 行ったことがある海とイメージの海、これからの人生と海 「そんなふうにも考えられるよね」という、てつがくしゃ菊地先生のおんころのタネからスタート。 ・今ちょうど宮尾登美子さんの平家物語を読んでいてこれから壇ノ浦になるところ ・子供の頃いった海水浴、砂浜の熱さ ・夫婦で行った石垣島の穏やかの海の想い出 ・都会在住の親戚と千里浜に行った時に「誰もいない海」と言われた ・子供の頃に理科授業で衝撃をうけたストロマトライトを見にグレートバリアリーフに行きたい ・海のそばに住んでいる人にとってはそれぞれの海がある ・YouTubeでいろいろな海の波の音を聞いている。 ・冬の日本海のドンという波の音が好み。 ・海に連れてゆかれるような感覚 ・海の底がない感じが怖い ・水族館の洞窟をイメージしたライティングが素敵だった 菊地先生からは、実は哲学でも海について語られることが多いということも教えていただきました。 ・陸から海をみる、海から陸をみるという視点の違い ・海を覗くと連れてゆかれるような感覚から意識や理性を外す存在として 海の近くに住んだことがあるかどうかによっても、 想い出だったり、想い出というにはもうちょっと生々しい記憶だったりしますし、 そこから生まれるイメージも色々ですね。 今回も「色々だけど、そこわかる!」という自分では言葉にできなかった共通点もたくさんあったのではないかと思います。 来月は「歩く・歩み」をテーマにお話ししますよー
初参加の方も交えて今月のおんころカフェは「映画・ドラマ」をテーマにお話しをしました。 話題にあがった映画やドラマ ・フェイグルマン(映画) ・ダンスウィズウルブス(映画) ・罠の戦争(ドラマ) ・カゴメ食堂(映画) ・グレートレース(映画) ・ノマドランド(映画) ・ニューシネマパラダイス(映画) ・ピアノレッスン(映画) ・ショコラ(映画) ・PLAN75(映画) ・夕暮れに、手をつなぐ(ドラマ) ・6秒間の軌跡(ドラマ) ・フォレストガンプ(映画) ・半地下家族(映画) ・タイタニック(映画) ・しあわせの森(映画) ・インディペンデント・リビング(映画) ・ナイトメア・ビフォア・クリスマス(映画) 話題にあがったこと ・日常を切り取る ・昔はフィルムが時々ぼやけた ・両親の出会いが映画館 ・治療中にアマゾンプライムで観まくる ・映画検定4級 ・祖母が戦後始めた映画館 ・1回目の途中で立ち見をして2回目から観る ・ひとりでも自由に生きることができる ・いろんな暮らしがあることを知る。 ・戦いもの怖い ・イケメン必須 ・アウトドア派なので映画は寝てしまう… 司書原さんによる「映画・ドラマ」にちなんだ図書紹介 「モモ」ミヒャエルエンデ 「線は、僕を描く」砥上裕將 「世界・夢の映画旅行」映画選定 Filmarks(フィルマークス) 「殿、それでは戦国武将のお話をいたしましょう-貝原益軒の歴史夜話 」山崎 光夫 単に好みということだけではなく、お話しの端端にみなさんの想い出や暮らしを感じる時間でした。 いつかビブリオバトルの映画版でバトルじゃない版 「私はこの映画(ドラマ)のここが好き」を言い合う会をしたいねーと今日は解散しました。 来月は2023年4月15日土曜日10:30 テーマは「海」です!
今月のおんころカフェのテーマは「夢」 夢と言うと「希望・こうしてみたいこと」を思い浮かべる方が多いんだなあと思いました。 眠っているときに見るのも夢。 それから、講師の菊地先生からは芸術においては、ビジョン=絵画とか彫刻的のような「夢」と陶酔=音楽や舞踏などがあると、ニーチェの「悲劇の誕生」からおんころのタネ(みんなで話してゆくときの対話のタネ)もいただきました。 みなさんの夢にまつわるお話し ○この先「生きてていいことあるなあと思える」ことが夢 ○夢=希望である日ふと湧いてくるもの ○現実とかけ離れた夢をみて、それに引っ張られる ○子どもの頃に大人に夢を聴かれてふと言ったことが違う形で実現している不思議 ○生きようとする肯定的な言葉 ○絶望の中にいる友人に夢を与えたい、与えられないもどかしさ ○子どものころやっと条件を満たして乗った空中ブランコ ○夢も希望もないと思っていたけど、こうなるといいなあと思っていたことが少し実現していることに気づいた ○「明日は必ず生きている」から「多分生きている」になった今は未来がなく今だけになった。 「多分」になってからの方がリラックスしている。 「必ず」の時も幸せ感じていたし、今も幸せ。 そして、今日はお休みだった図書館司書の原さんから、関連図書をお預かりしていたのでスタッフ木村からご紹介。 おんころの後にみなさんと雑談。 夢ってふんわりした幸せ感をともなうビジョンなんだねと話しました。 次回のテーマは「映画・ドラマ」です!