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posted 2018-11-26 03:26
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
This is a pen! ずいぶん前に流行った 英語がよくわからない時に とぼけて言う 初めて学んだ英語ギャグ 最近では Pen-Pineapple-Apple-Pen 初めて踊った変なダンス ペンで書くことを忘れ 次はどんなブームが来るのだろう...
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posted 2018-11-24 22:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
風邪も落ち着き本屋へ向かった 小説棚の前に立つ 一冊も本を開かずに パワーを本から感じる 詩集が少し置いてある棚へ立つ 開いてもすぐに閉じてしまった 勝手に想像した エネルギーの差を感じる センス、表現力、時代とかではなく なぜ僕らのエネルギーは 小さく収まっているのだろう...
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posted 2018-11-20 06:12
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
毛布に包まり 警報的なアラーム音でも 揺すっても起きない うるさいっ なんだなんだの逆ギレかっ みのむし娘は起きやしない ぎりぎりでやっと起き またプンプン なんで起こさなかったの とかいって でも 部活での頑張りを知っているよ 心の中でいい子いい子して 行ってらっしゃい...
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posted 2018-11-19 15:04
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩書き(詩読み)人口はどうなっているのだろう? 日常生活の中で「私、詩を書いてます!」という方は、まず出会わないですね。社会人になり私が詩のイベント以外で、詩を書く人に出逢ったのはひとりだけです。詩書き人口などこだわる必要がないのですが、とある詩のイベントで学生を集めることになり、いろいろ調べますと...
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posted 2018-11-17 16:31
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
高校一年 新設校のため校舎が一棟のみ 体育館が建てられてゆく工程をずっと見てきた バスケットボール部は 部員がならした土の上で練習していた 体育館もなければ部員も四人 そして体育館が完成したのは三年の四月 六月に初めての公式戦へ参加 三本のシュートだけ決め引退 それでも青春...
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posted 2018-11-13 14:38
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
どうでもいいと言われたことは 僕にとってこだわりだったりする 君が僕でないのだし、僕が君でないのだから そこに壮大な自由があってもいいじゃないか 僕を形成する生きがいの骨格で飛ぶのさ と、僕は意地を張って言い返している まだ、君を意識していると言うのか まだ、同じ土俵で転がっている...
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posted 2018-11-12 14:38
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
姿の見えない鳥が鳴く 何処からか分からないグワングワンの音 隙間を抜ける風の正体は不明 行き先は調和され均衡の密度 その中を俺は抵抗の少ない体感世界へ進む 暗い下り階段の入り口が待つ 俺の中の誰かが洗脳するかのように とても滑らかな足は回り続け 溝を深くしてゆく...
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posted 2018-11-11 02:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
藍の米沢紬 身につけ茶を点てる 洗濯のできる稽古用の着物とは違った 前世さえも思い出すような 魅惑な世界に包まれる おしゃれという感覚を初めて知った 着ているか着せられているか 背伸びする着心地があるのならば 次の世界を追える気がして 高みを見せては景色が変わった...
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posted 2018-11-11 01:31
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
半分くらい減っただろうか 有限な灯りはまだ消えちゃいない 使い切るのさ身体の隅々まで 魂の隅々まで このまま残して終わるなんて まっぴらごめんだ 勿体ねえし失礼だよ自分に なあ、そう思わねえか...
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posted 2018-11-10 23:32
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
一流、二流、三流 どれが本物だろうか 一流が果たして本物だろうか 才能を惜しみなく発揮し 努力も忘れたりしない 表現豊かで楽しませてくれる そんなひとだけが本物なのだろうか 私が本物と思っているひとが 彼にとっては二流、三流かもしれない 彼が一流と思っているひとは 私にとっては二流、三流かもしれない...