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posted 2012-03-27 04:53
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
講談社より、2011年4月に『刑事魂』として刊行されたものが、『警官魂』として改題され、文庫本化になっています。 従来ですと、分冊の場合は(上・下)等の表現になると思いますが、改題と共に、<激震篇>と<反撃篇>との名称がつけられています。 福島県警の裏金作りの協力を拒否続けていた捜査一課特一係のエー...
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posted 2012-03-25 03:37
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ファルコン
著者は2004年、警視庁警視を退官され、2007年にこの『警視庁情報官』で作家デビューされています。 これは同シリーズの三作目にあたりますが、(文庫書き下ろし)作品として発売されました。 前二作のように単行本からの文庫本化ではなく、いきなり文庫本での発売、確実にファンが増えている証のようです。 第一...
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posted 2012-03-24 04:27
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2010年第5回ポプラ社小説大賞を、受賞した作品です。 著者の齋藤智裕さんは、俳優:水嶋ヒロとして活躍されていました。 自殺しようと廃屋の百貨店の屋上から飛び降りようとした大東は、臓器移植を扱う京谷という男に助けられます。 どうせ死ぬならきれいに死んで、なおかつ臓器提供の見返りとしてお金も入るという...
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posted 2012-03-23 03:47
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ファルコン
今年度の第146回下半期の芥川龍之介賞を、受賞した『共喰い』です。 受賞インタビューで話題を提供した著者のようですが、特段作品を読みたいとは思いませんでした。 「どこがいいのか、よくわからん」という知人の声に押されて、本を拝借しました。 家々の汚水が流れ込むドロドロとした川辺を中心に、主人公が父と愛...
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posted 2012-03-20 04:19
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米国系企業に勤務中の1996年に発表した『Cの福音』で、華々しく作家デビューしました。 翌年会社を退職して執筆活動に専念し、『猛禽の宴・Cの福音』でゆるぎないファンをつかんだと思います。 ハードボイルとアクション、緻密な行動力の主人公、<朝倉恭介>が主人公のシリーズでした。 今回は、まったく180度...
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posted 2012-03-19 04:23
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時寂聴さんが、岩手県二戸市にある天台寺の住職になられたのが、1982(昭和62)年です。 東北最古の名刹も、当時は雨漏りがする状況でしたが、本堂や参道の整備よりも、一人でも多くの参拝者が詣でてくれることが大切だと考え、境内にゴザを敷いての<あおぞら説法>が始まりました。 軽快な口調で、参拝者からの悩...
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posted 2012-03-18 03:05
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読む本を選ぶ基準は、好きな作家だというのが大きな要素だと思いますが、<本>自体の装丁などに引かれる場合が多々あります。 この『雪のひとひら』も、きれいな青い表紙が目にとまり手にしてみました。 著者の名は、1972(昭和45)年に封切られた映画『ポセイドンアドベンチャー』の原作者として印象が強く残って...
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posted 2012-03-17 04:03
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2009年2月に発行された 『蝕罪』 を一作目とし、前作の 『波紋』 に次いで、本書の『遮断』で<警視庁失踪課・高城賢吾>シリーズも七作目となりました。 主人公の<高城賢吾>は、失踪課第三方面分室の刑事で45歳、室長として<阿比留真弓>がいますが、実質のトップとして采配を振るっています。 かっては捜...
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Tandy、Dell時代とOEMプロジェクトで京セラさんとは随分深いお付き合いをさせていただきました。会社を越えて、人同士の付き合いを感じることのできるビジネス経験でした。その稲盛さんとは双方の時代に何度か商談でご一緒させていただいたことがありますが、Dellの初期時代、マイケルと夕食でご一緒させて...
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posted 2012-03-13 04:43
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『白い鴉』は、新堂冬樹の一番新しい著作です。 自ら高校を中退した十代の頃より、闇金融の世界で働いていたことを公言されておられますが、その経歴を生かした「カネ」や「女」などの欲望渦巻く裏社会を描いてきています。 今回の作品も孤児院で育てられた「白い鴉」と呼ばせる主人公が、夜の六本木を舞台に、詐欺を働く...