ギター製作を進めている中村さんのお話ですが、結局まな板から表面版を取ることはやめて、製材所から入手できるということになったそうです。裏、横の材料はローズウッド材を使うということです。これはまだ入手が容易です。早めに表面版を入手して乾かしていかないと製作に取り掛かれないということなので、早速買われるようです。 30センチくらいのアームを持った表面版などの厚みを測る道具が欲しいと言っておられましたが、今のところ市販されていないようです。この道具は手作りするしかないようです。ちょっと難しい感じもするのですが・・・・是非欲しいと言っておられましたが・・・・。 塗装のことを少し考えておられるようで、ニスによってギターの響きに結構影響するのではないかという話をしました。伝統的なセラックニスにするか現代のウレタンなどの塗装剤にするかというところです。これは本体が完成してからの課題ということですね。 ギターは塗装によっても音が変わるだろうということを気にしているようです。セラックニスは柔らかいのですぐ傷がついてしまうし、だからといって現代のニスを使うとこんどは硬すぎて音が出なくなるのではないかということで迷っているようです。 ギターの良い音ということも考えておられて、どういう音がいいのかいまひとつはっきり分からないということですが、とにかく一台作ってみての結果だろうということになりました。音についてはまったく完成したときでないと分からないと思います。
予測することはちょっと難しいです。着々と構想は練られていて、これからまだまだ進んでいくようです。
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