ギター余話

「農鳥岳」からの雲海。

雲海の中に浮かぶ山の頂は、

海の中の島影のようにも見えますね。

大自然はやはり基本は海と山なんですね。


雲海こそは山を楽しむ基本の一つ･･･、

という気もしますが･･･。

「農鳥岳」山頂での南アルプス最後の記念写真。

今は、8月の終わろうとしている29日。

なんとなくすでに遠い記憶のような錯覚をする･･･。


現実の世界から非現実の世界を思うと、

なんだか一枚フィルターがあるような、

不思議な感覚にとらわれる。

それが記憶を遠くする原因だと思う･･･。

こういう崖の道はやはり要注意！！

これは怖いね･･･。

慎重に歩かなければいけない道だ。

ボケッとはどう見ても歩けないですよね･･･。


アルプス系の縦走路には、

こういうところが必ずあって緊張させられる。

油断すると転落ですね。

「大門沢」への縦走路。

荒々しい上り下りはかなり少なくなって、

長〜い緩やかな下りの道が続く･･･。


もうすぐ下降点だ･･･。

もうすぐ下降点だ。

なだらかな道の向こうに小さく見えてくる。

いよいよ「白峰三山」ともお別れだ･･･。

ついに「大門沢下降点」へ到着。

ザックをおろしてしばし休憩･･･。

あとは、まっさかさまに急下降だ。

かなり急な下りが待っている･･･。


膝はぼろぼろになるだろうな･･･。

覚悟は決めておくしかない･･･。

静かに時間は流れる･･･。

出発の時間は迫ってくる。

アルプスの風景をじっくり眺めて、

目に焼き付ける･･･。

明日はもう日常に戻って生活している･･･。

なんともこの風景の中ではそれが信じられない･･･。

いよいよ「白峰三山」を去るときが来た･･･。

良い絵ですね、幾山河・・・の感じがとても良いです、天候にも恵まれてラッキーでしたね。

＞幾山河　越え去りゆかば　寂しさのはてなむくにぞ　今日も旅行く＜

　　　　　　　　　　　　　

雷雨を除けばほんとに天候には恵まれました。

なんだかもう遠い記憶のようになって来ました･･･。

やはり空が綺麗ですね。

雲海、素晴らしいです。

乗れるような気がします。


疲れた後の温泉、格別でしょうね。

楽しみ！

一歩踏み出してそのまま歩いていけるような錯覚を起こします･･･。


温泉につかった後の心地よさを表現するのは難しい･･･。

すばらしすぎる！！