ついにというか・・・、
いよいよと言ったほうがぴったりかな・・・。
「奥穂高岳」登山日記も最終回になってしまいました。
8月20日から始まって、
9月9日まで、
3案週間の長きに渡って書き連ねたきました。
毎回訪ねてきていただいて、
ありがとうございました。今年の「奥穂高岳」登山は、
去年から一年ぶりの登山となりました。
去年、夏の「中央アルプス」から登山の計画はするのですが、
天気に恵まれなかったり、
コンサートにぶつかったりで、
結局すべてボツになってしまいました。しかし、一年ぶりの登山にもかかわらず、
「奥穂高岳」は最高のお天気で迎えてくれました。
今までの写真で紹介したとおりです。
25年間登山をしてきましたが、
これほどの天候に恵まれることはまれです。
北アルプスの大風景を180度で眺望できたのは何よりの幸せでした。話は戻って、
「前穂高岳」を下って「重太郎新道」に突入しましたが、
急降下の下りと岩ごろの道は相変わらずで、
足元は常に危険に晒されています。最初の写真を見ていただくと分かるのですが、
前に立っている人のはるか下の岩まで、
いっきの下りです。
かなりひざによろしくないわけです。
このような下りを繰り返しつつ、
高度は着実に下がっていきます。途中には斜面いっぱいにお花畑などあり、
険しくなっている気分をほっとさせてくれます。下りの途中でハッとして上を見上げると、
もう越えてきた山の頂は、
はるか頭上のかなたになってしまっていました。
なんだかいやに現実に戻ったような気分になります・・・。いい加減下り道にも嫌気が差してきて、
顔もこわばってきたころ、
ようやく「岳沢ヒュッテ」が見えてきました。
この小屋を過ぎると山の展望はまったくなくなります。
最後に見えた真っ白な雪渓を写真に撮りました。
ごつごつした岩の間に真っ白に輝いていて、
非常にきれいでした。この小屋は、8月中はお店をやっているので、
とにかくコーラを飲みたくてしょうがありません!!小屋に着くとまずコーラを飲み、
「おーいお茶」のペットボトルを、
2本立て続けに飲んでしまいました・・・。
体の水分が出きってしまって、
干からびた状態になっていたと思います。「岳沢ヒュッテ」を過ぎると、
岳沢の下りです。
それにしても今までの「重太郎新道」はつらかった・・・。岳沢の下りも楽ではありませんが、
「重太郎新道」よりはまだましかな・・・。
これからはもう樹林帯の道です。
景色も展望もなくなります。上高地の河童橋を目指してただ歩き続けるのみです。
樹林帯の途中で雷がなり、
少し降られましたが、
濡れるがままの自然児状態で歩き続けました。「奥穂高岳」から6時間の下りをついに歩き続けて河童橋に到着。
河童橋から始まって、
ぐるっと一周してまた河童橋に戻ってきたわけです。
お天気に恵まれた最高の登山でした!!(^o^)丿しかし、「穂高岳」というと北アルプスでもぴか一の知名度ですが、
実態は、かなり厳しい登山の山でした。
今年は例年より多くの事故があったという話を、
帰りのタクシーの運転手の方から聞きました。
その事故名簿に入らなくて良かったと思います。これで登山日記はすべて終わりました。
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Posted at 2007-09-09 07:49
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Posted at 2007-09-10 17:20
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