世代にわたる祝福Generational Blessing
May
20
音声は、Youtube から、http://youtu.be/KjGkDXwF8Qs
聖書箇所
Ⅱサムエル6章13-15
主の箱をかつぐ者たちが六歩進んだとき、ダビデは肥えた牛をいけにえとしてささげた。 ダビデは、主の前で、力の限り踊った。ダビデは亜麻布のエポデをまとっていた。 ダビデとイスラエルの全家は、歓声をあげ、角笛を鳴らして、主の箱を運び上った。
Ⅱサムエル7章1-2
王が自分の家に住み、主が周囲のすべての敵から守って、彼に安息を与えられたとき、2 王は預言者ナタンに言った。「ご覧ください。この私が杉材の家に住んでいるのに、神の箱は天幕の中にとどまっています。」
Ⅱサムエル7章8-16
今、わたしのしもべダビデにこう言え。万軍の主はこう仰せられる。わたしはあなたを、羊の群れを追う牧場からとり、わたしの民イスラエルの君主とした。9 そして、あなたがどこに行っても、あなたとともにおり、あなたの前であなたのすべての敵を断ち滅ぼした。わたしは地上の大いなる者の名に等しい大いなる名をあなたに与える。10 わたしが、わたしの民イスラエルのために一つの場所を定め、民を住みつかせ、民がその所に住むなら、もはや民は恐れおののくことはない。不正な者たちも、初めのころのように重ねて民を苦しめることはない。11 それは、わたしが、わたしの民イスラエルの上にさばきつかさを任命したころのことである。わたしはあなたをすべての敵から守って、安息を与える。さらに主はあなたに告げる。『主はあなたのために一つの家を造る。』12 あなたの日数が満ち、あなたがあなたの先祖たちとともに眠るとき、わたしは、あなたの身から出る世継ぎの子を、あなたのあとに起こし、彼の王国を確立させる。13 彼はわたしの名のために一つの家を建て、わたしはその王国の王座をとこしえまでも堅く立てる。14 わたしは彼にとって父となり、彼はわたしにとって子となる。もし彼が罪を犯すときは、わたしは人の杖、人の子のむちをもって彼を懲らしめる。15 しかし、わたしは、あなたの前からサウルを取り除いて、わたしの恵みをサウルから取り去ったが、わたしの恵みをそのように、彼から取り去ることはない。16 あなたの家とあなたの王国とは、わたしの前にとこしえまでも続き、あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ。」
人は、いろんな星の下に生まれる。ある人は、それを不公平だと言う。タラントの話しも、ある人には5タラント、ある人には1タラント。私たちは、代々続くクリスチャンホームで生まれた人もいれば、貧しく暴力の耐えない家族に生まれることもある。神は、公平だろうかと思う人がいる。ある人は、この世でいわゆる成功といわれるものを手にするのに簡単に手にできる人もいれば、この世の成功に達するにはスタートラインが程遠い人もいる。
私が、救われたころ、クリスチャンホームの良く祈られている人は、違うなとすぐ分かった。彼らはの上には不思議な守りが見えた。教会の車を運転していて、動かなくなった。祈ったり何をしても無理。そして、クリスチャンホームの11才の少女が鍵を回してみたらエンジンが動きだした。不思議な守りを感じた。その子のお母さんが祈っている姿が心の目で見えた。
世代にわたる祝福generational blessingというのは、そのようなもの。自分が稼いだものでない祝福。生まれ持って与えられた祝福、神の好意、守り。私が幼いクリスチャンの時、これは、私にはあまりないなぁ。。。と感じていた。
しかし、私が神様を信じることができたのも、私の先祖がどこかで神を求めたからである。母の家系は特に信心深い家系であり、父個人がそうであった。あらゆる宗教に関わった。
私たちの神は、永遠の時間の中にいる神。また、世代にわたる視野をもって、家系を大切にする神である。私たちは、“自分の成功”この世的であっても、ミニストリーにおいても、に捕らわれ易いが、神様の目には、私の家系にも目をとめておられる。そして、私たちの、この地上の短い人生の目的は、自分のためにだけあるのではない。私たちの次の世代を祝福するためにある。まだ自分の子供がいない人にも当てはまる。自分の姪、甥、親戚にもこの祝福は渡されていっているのを私はみています。(私の友達未婚だが、甥が最近救われた)
神は、公平である。神は心を見られる方であるからだ。
今日の箇所ダビデは、神様からの圧倒的な恵みを受けます。ダビデは、自分でもこの章の祈りの中で言っていますが、彼は、かつて貧しい羊飼いでした。当時羊飼いは身分の低いものでした。7:18で、私の家が何であるからというので、と言っている。特別な家系でもなかった。
神には、身分や地位、家柄は関係なく、私たちに世代にわたる祝福を与えられる。
それでは、神の祝福を次の世代に渡すには、何が大切になってくるのでしょうか。
★神の見ておられるのは、心。
① 忠実さ Obedience, faithfulness, faith マタイ25:14-29 タラントの話し。自分に任されたものの範囲で、忠実さが求められる。
② 豊かさ、二マイル精神/来た時よりも美しくの精神/言われてないことまでする精神(日本人の精神に似ているではないか!) Generosity, 二倍の働きをする優秀性 マタイ5: 41 あなたに一ミリオン行けと強いるような者とは、いっしょにニミリオン行きなさい。
★1,忠実さ
先週も話しましたが、ダビデは早い時期に王として選ばれ、油注がれた。その油そそぎを運ぶことができた。彼は、特別家が裕福だったのでも、前の王、サウルの親戚だったわけでもない。神から分け与えられたタラントを忠実に使い尽くした人です。
そのタラントを使うには、信仰が必要でした。ゴリヤテを倒すとき、持っているものを最大限に用いました。用いるためには、信仰が必要でした。また、神様への従順が必要でした。
★2,豊かさ
ダビデは王となりました。ダビデは、神を愛していた。また神の臨在を愛していた。神の箱を運ぶこととした。ダビデは、王と言う身分となり、神を敬う上でより大きな舞台platformを得ていた。私たちもそれに気がつかなければいけない。何かのタイトルに達することが私たちの目的ではない。そのタイトルが与えられたなら、なお神を敬い続けていくべきである。
ダビデは、神の箱を運ぶのに、盛大な形をとった。正しい形で運ぶのなら、レビ人に命令して全てをやらせても良かったはずだ。しかし、彼は、自ら指揮をとり、すばらしい音楽家たちを集め神に賛美を捧げながら、盛大にやった。六歩すすむごとに牛を一頭ほふった。自らも踊った。これは、神への従順というよりも、神様への愛から来たことであった。聖書の規定以上のことをした。
想像を絶する豊かさです。動物を用意する係りの人はさぞかし大慌てだったでしょうね。
v1,2 王が自分の家に住み、主が周囲のすべての敵から守って、彼に安息を与えられたとき、2 王は預言者ナタンに言った。「ご覧ください。この私が杉材の家に住んでいるのに、神の箱は天幕の中にとどまっています。」
安息のときには、人の心は神に向かないものである。
ダビデは、数々の試練を乗り越え、戦いもひと段落し、安定を感じた時、神へいかに奉仕するかを考えていた。自分が与えられることよりも、自分が神に何かを捧げることを求めた。これこそが、神を礼拝する姿勢です。
★ダビデの神を愛する心が生み出したもの
神はダビデに二つのことを約束されました。①国に安息を与えること。神のために永遠の家を建てたかったダビデは、神に②ダビデに永遠の家を建てると約束をされた。Ⅱサムエル7章8-16
神は、世代にわたる祝福をダビデの家系にもたらした。イエス・キリストの誕生によって完全に成就した。今日私たちはこの証しを見ている。
★ダビデは更に神を敬うことを続けた
主への感謝の祈りが更に耐えない Ⅱサムエル7:18-29(スコットの証し)
神殿の資材を集めることを自ら選び、できる限りの準備をした。
◎ 私は、このメッセージを準備しているとき、いかに私たちの教会員が神をよく敬う人たちであるかということを思いました。これからも、続けていきましょう。私たちの家族だけでなく、この教会に出入りする全ての人たちが全て神様からの世代にわたる祝福を受け取れるように。祈りましょう。
ぼ