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ぼくしのめがね

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バナナブレッドが運んだ幸せ

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昨日は、シアトルは2℃。
夜もものすごく寒かったです。

いつもよくいくスーパーの前に、立って生活のためにReal Change という新聞を売っていたり、小銭や寄付を求めている人が必ずいるんですが。。。

Real Change... 元ホームレスなど、いろいろな理由で職がなかったり、お金儲けのすべがない方が、このNPOから新聞を60セントで買って、街角に立って、1、2ドルで売って儲けをだして、生活の足しにする、というものです。

その中でも、スティーブさんという、もと米軍兵士の方はおなじみで、主人もかつて空軍にいたことから、戦争で障害を負ってしまったスティーブさんには共感できる部分が多いようです。また彼は、とても明るく、道行く人を笑顔にしてくれます。

こんな寒い日に車いすのスティーブさんはいるかどうか分からなかったのですが、少しの買い物ついでに、袋に食べるものを詰めて持っていくことになりました。

缶詰め、リンゴ、カキ、ほかにないかなあ。そうだ、バナナブレッドはどうかな? 主人の好物のバナナブレッドを数日前に焼いていたのがたくさんありました。

それらを、詰めて、歩いていきました。
今日はいるかなあ。。。と。

すると、一人だけ、知らない人が立って、Real Change を売っていました。
私たちは、普段現金を持っていないので、通り過ぎました。
彼は、素足にスリッパです。

忠誠心の強い主人は、スティーブに会いたかったようですが、今日は彼にあげようよ、ということになりました。

その方は、元ジャーナリストのトッドさんでした。彼は、バナナブレッドにいたく感動し、身の上話を始めました。
大方30分ほど話したと思います。
彼は、その日、昔の幸せだった日のことを思い起こしていたのだそうです。恋人が作ってくれたバナナブレッドが懐かしいな。美味しかったなー。なんて思ってたら、なんと、手作りのバナナブレッドが来た。と大喜び。

大成功の人生から一転して様々な不幸が押し寄せ、6年間のホームレスを経て、やっとアパートに入れたという彼。昨日は、キーアリーナで、貧しい人のために、ただで歯の治療やメガネを作ってくれるというボランティア活動があったそうで、眼鏡も作ることができたそうで、彼は、感謝でいっぱいでした。

話しているうちに、彼の顔は、ほころび、輝いていました。
一人寒空の中立っていた時の表情とは、全く違っていました。

今日は、何気なく持ってきたバナナブレッドがとっても役に立った。
この人生立ち直りかけた、トッドさんが、やっぱり将来を信じてやっていこうと思える励ましとなることができた。

良かった。

帰り道。こんなに、バナナブレッドが人を幸せにするなら。今度から、毎回少しづつもって歩こうか。なんて、話しながら家に帰りました。

たくさん歩いたせいもあるし、トッドさんの人生に触れることができたこともあり、家に帰るころには、寒さもまったく感じないほどでした。

トッドさん、またジャーナリストとして活躍できる日がくるといいですね。

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MR-職人
Commented by MR職人
Posted at 2014-11-14 16:10

人生はエレベーターのように<上下~浮き沈み>です。
沈んだ時に僻まずに生活できると良いですね・・
<ぼくしさん>のように他人に優しく過したいですね・・

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bokushi
Commented by bokushi
Posted at 2014-11-17 11:31

シアトルはたくさんのホームレスの方がおられます。うちは、町中に住んでいるので、家に排泄物を放置されたり、電気や水道を勝手に使われたり、車にいたずらされたりと、本当に困ることもしばしばで、道に立っている人がみんなそういう人に見えてしまって、優しくできなかったんですが、こうやって会話してみると、人それぞれいろいろなストーリーをかかえて生きているんだなあ。と思わされました。いつも優しい心で接したいものですね。

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