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ぼくしのめがね

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豊かな実を結ぶために To produce much grain

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2015年2月22日日曜日バイリンガル礼拝音声はhttp://youtu.be/qONBRKzTMjU

私たちは、先週からヨハネ10章から12章を読んでいますが、イエス様がご自分の死に関してよく言及されるようになりました。

ヨハネ10:11
わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。“I am the good shepherd. The good shepherd gives His life for the sheep.

イエス様は、ご自分の羊・民を救うためには命をも捨てる、というのです。それこそが良い牧者だと。

また11章では、死んだラザロを蘇らせるという奇跡をなさいました。この奇跡は、ヨハネの福音書七つ目の奇跡であり、七は完全数、完全性を示す奇跡となりました。そして、この奇跡のためにますます宗教家たちは面白くありませんでした。しかし、イエス様は、このラザロの奇跡を通して明確なメッセージを送っています。

ヨハネ11:25,26
「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」と。“I am the resurrection and the life. He who believes in Me, though he may die, he shall live. 26 And whoever lives and believes in Me shall never die. Do you believe this?”

12章では、異邦人の人たちがイエス様に会いたがり、弟子たちにお願いするようになりました。するとイエス様は、神様の時が近づいていることを感じ、一粒の麦の話しをされました。

ヨハネ12:23-26
すると、イエスは彼らに答えて言われた。「人の子が栄光を受けるその時が来ました。まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。
わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます。23 But Jesus answered them, saying, “The hour has come that the Son of Man should be glorified. 24 Most assuredly, I say to you, unless a grain of wheat falls into the ground and dies, it remains alone; but if it dies, it produces much grain. 25 He who loves his life will lose it, and he who hates his life in this world will keep it for eternal life. 26 If anyone serves Me, let him follow Me; and where I am, there My servant will be also. If anyone serves Me, him My Father will honor.

神様は、地上の全てを造られましたが、その全てに神様特質・メッセージを入れておられます。神様は、種をデザインされ、種が地に落ちて、種の殻が割れて中の栄養が全て新芽に吸われて、新芽が殻を破って出てきます。これを、ユダヤの当時の人たちは「死」とみなしていました。種は、自分が死ぬことによって新しい命を生み出します。

★豊かに実を結んだストーリー

・宣教師… 

今日歌った歌「私は知っている」は、私のお友達が、私たちが神学生のときにつくった歌です。この歌の背景となったのは、次のようなお話し。
私たちの教会のグループは、スウェーデンの宣教師が戦後、始められました。
そして、何十年もたったある時、教会を受け継いだ日本人牧師がスウェーデンを訪問しました。そして、知っている先生のお墓を訪れたそうです。
すると、その先生のお墓に、日本語で、「神は愛なり」と彫られていたそうです。それを見て、人生全てを日本のために、日本を愛して捧げられたんだということを改めて知らされて、感動されたんだそうです。そして、今や、五十以上の教会ができ、また宣教師たちも海外に送られるようになりました。その一人が私です。あの、スウェーデンの宣教師が人生を日本にささげつく下から、今の私があり、今ここでいのちを捧げているのです。

・イエス・キリスト

 ロマ5:15 ただし、恵みには違反の場合とは違う点があります。もしひとりの違反によって多くの人が死んだとすれば、それにもまして、神の恵みとひとりの人イエス・キリストの恵みによる賜物とは、多くの人々に満ちあふれるのです。But the free gift is not like the offense. For if by the one man’s offense many died, much more the grace of God and the gift by the grace of the one Man, Jesus Christ, abounded to many.

★私たちにとって死ぬこととは。。。 v25

・自分のいのち  

自分のいのちを憎むとありますが、ここでいういのちは、新約聖書の原語ギリシャ語では、サイキという言葉が使われています。これは、the soul の意味であり、情、欲望、感覚、衝動を含みます。the seat of the feelings, desires, affections, aversions  自分、自分という自分がかわいいという思いです。

先に述べた宣教師も、イエス様も自分のいのちを憎まれました。自分の外国へいくという不安、怖さ、孤独さそのようなものを全てわきにおいて、むしろ神様を見上げて、神様をとって、従っていかれたのです。これが、自分のいのちを憎むということです。

イエス様は、自分のいわゆる肉の欲、情、衝動は死ななければならない。と言われているのです。この肉の性質というのは、自分で考えて行っているわけでなく、自然に自分からでてくるものです。

「罪」と言う言葉を教会に来るようになるとよく耳にすると思いますが。罪とはなんでしょうか。前に言いましたが、的外れなこと。つまり、神様の心、掟、真理から外れていることですね。みなさん、罪を故意に犯しますか。悪いとわかってて犯す人もいるでしょう。しかし、知らず知らずに犯している罪のなんと多いことでしょう。身体に染み付いた考え方から来る行動で、人を傷つけることがなんと多いことでしょうか。無意識に罪を犯す性質を、自分の命といっているのです。

・永遠のいのち  

自分のいのち・情を憎むものは、それを保って永遠の「いのち」を得る、と。言葉には原語では、違った言葉が使われています。それは、ゾーエーと言う言葉です。Of absolute fullness, both essential and ethical which belong to God, life real and genuine, a life active and vigorous, devoted to God. 
絶対不可欠であり、道徳的にも全くの充足しているさまであり、神に属するものである。本物の命である。活動的で、活発な神に献身した命である。

◎自分の命憎むとき、永遠の命に至る。。。

 種が死に、芽という全く違う形のものが生まれる。自分の命を憎むなら、永遠の命に至る。たましいの領域から、霊が生きるという領域に移される。死から不死の世界に移る。質の違うものに変わっていく様を語られている。すなわち、自分の命を憎むものは、生き方が変えられるということである。

いもむしが、美しいアゲハチョウになるように、神様は、醜いものからでも、美しいものに変革させてくださるのです。また多くの実りを与えてくださるのです。これが神様の約束です。ただし、イエス・キリストにあるならです。

★この道には、報いがある

私に仕える者は、わたしがいる所にいる。。。所  abiding in Me.John15,
この場所は、私たちが宿るところ。留まるところ。泊まるところ。住まうところ。
主にある安息を意味する。主にある充足。主のSeat of Rest  

★一つだけ覚えていて欲しいこと。

皆さん、新しい生き方に入りませんか。自分のいのち・感情や衝動を愛する生き方から神に属する命に写りませんか。 種は内側から、殻を破るのです。他の誰かが殻を破ってくれるのではありません。そこには、あなたの意思がとても重要に関わってきます。あなたの決断。新しい命に入りたいという決断かとても大切なのです。
新しい命に入りましょう。そこには、神様の約束があります。必ず多くの実りと報いがあるのです。

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