生まれつきの盲人の癒し ・六番目のしるし
Jan
11
ヨハネ9:1-7
9:1 またイエスは道の途中で、生まれつきの盲人を見られた。
9:2 弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか。」 9:3 イエスは答えられた。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現れるためです。 9:4 わたしたちは、わたしを遣わした方のわざを、昼の間に行わなければなりません。だれも働くことのできない夜が来ます。 9:5 わたしが世にいる間、わたしは世の光です。」
9:6 イエスは、こう言ってから、地面につばきをして、そのつばきで泥を作られた。そしてその泥を盲人の目に塗って言われた。 9:7 「行って、シロアム(訳して言えば、遣わされた者)の池で洗いなさい。」そこで、彼は行って、洗った。すると、見えるようになって、帰って行った。
今日は、シリーズにもどってヨハネの福音書第六のしるしを見て行きたいと思います。イエス様は、道の途中で、生まれつきの盲人を目に留められました。イエス様の心は、この盲人に向かっていました。私たちは、辛い状況、または、求めがある時に、自分の気持ちは誰も分かってくれないなどと思い孤独を感じることがありますが、それは、必ずしも正しくありません。いつもイエス様は、必要のある者の上に目を留められていることを覚えましょう。
★ 生まれつきの病気の原因?
V2 弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか。」And His disciples asked Him, saying, “Rabbi, who sinned, this man or his parents, that he was born blind?”
私たちは、病に直面するときに、何が悪かったのだろうか。。。と考えます。しかも、それが生まれつきの場合には、なおさらです。私にも、長年病を患っているおばがいました。祖母が気に病んでありとあらゆることをやりました。先祖のたたりかと。。。お遍路さんに、お百度参り、霊能者に除霊もしてもらいましたが、結局どれもききませんでした。ほとんどは、先祖供養がなっていないから、たたりなんだと言われました。たくさんのお金も積み増したが、すべて無駄に終わりました。
「この人が生まれつき盲目なのは、だれが罪を犯したからですか?」と、弟子たちは質問しました。
世代に渡る罪のことは、私のおばの件にもある通りに、日本人の方が理解しやいかもしれませんね。罪や、災い病というのは、先祖から受け継ぐものもあるのです。。。だから、あながち、弟子たちが誤った質問をしているわけではありません。
最初の人アダムとエバが罪を犯し、罪が入ったから死が入り、死が入ったらので病気が入りました。人の命は限りあるものとなりました。罪の性質が遺伝し、受け継がれると同時に、病気や死も必ず受け継がれていきます。ですから、この盲目が誰かの罪の結果であることは、もしかしたらあながち間違っている質問でもないかも知れません。
しかし、イエス様は、こう答えられました。イエスは答えられた。
V3「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現れるためです。Jesus answered, “Neither this man nor his parents sinned, but that the works of God should be revealed in him.
罪の問題を解決し、罪の連鎖を断ち切り、わたし達を祝福を流すものとするために、地上に来られたイエス様が、「神のわざがこの人に現れるためだ」と言われるのです。
私達に、希望があるのです。
★ イエス様がおられる限り、それは神の栄光となる
V4,5 わたしたちは、わたしを遣わした方のわざを、昼の間に行わなければなりません。だれも働くことのできない夜が来ます。5 わたしが世にいる間、わたしは世の光です。」4 I must work the works of Him who sent Me while it is day; the night is coming when no one can work. 5 As long as I am in the world, I am the light of the world.”
イエス様が言われているのは、イエス様が私たちと共にいるかぎり、私たちに光があり、昼の間だというのです。そして、光のある間にイエス様を信じるなら、あなたの一番大きな問題であっても、それは、神の栄光のためだと言うのです。
たとえ、先祖から引き継いできた問題、病気、生まれつきの問題であっても、イエス様に出会うならば、それは、神の栄光となるとおっしゃっているのです。ハレルヤ!
★ 預言的行動、つばで作ったドロで。。。
V6,7 イエスは、こう言ってから、地面につばきをして、そのつばきで泥を作られた。そしてその泥を盲人の目に塗って言われた。7 「行って、シロアム(訳して言えば、遣わされた者)の池で洗いなさい。」そこで、彼は行って、洗った。すると、見えるようになって、帰って行ったWhen He had said these things, He spat on the ground and made clay with the saliva; and He anointed the eyes of the blind man with the clay. 7 And He said to him, “Go, wash in the pool of Siloam” (which is translated, Sent). So he went and washed, and came back seeing.
これは、七つのうちの第6のしるしです。メッセージ性をもった預言的なできごとです。いつも、気になっていたこのつばのドロの件。。。神様が目を開かせてくださいました。
「つば」とは、しばしば、聖書の中で、恥を表すものとして表現されてきました。つばをかけられると清くなくなったり、相手に辱めを与えたい、恥の象徴としてつばを吐きかけることがありました。(旧約聖書、レビ15:8, 民数記12:14, 申命記25:9 参照) 現代のアメリカでも、日本でもつばというのには、あまりいい意味がありません。つばをかけるのは、汚いと感じますし、あまりいい気持ちにはならないものです。
イエス様は、つばを土に吐きかけそして、それでドロをつくって、盲人の目に塗りました。
思い出してください、イエス様は、完全な人であり、完全な神でありましたね。
そして、聖書の中には、しばしば、最初のアダムと後のアダムという表現をみます。
最初のアダムとは、創世記の初めの人、アダムです。アダムは、神様が土の塵からつくられました。そして、後のアダムとは、イエス様のことです。イエス様は、最初の人アダムのもたらした人類の罪とその呪いを完全に取り除くために来られたのです。しかも、神であられるのに、人間の形を取って。。。ですから、イエス様もアダム、すなわち、土に属しているものとして、後のアダムと呼ばれたのです。
この後のアダムが人類の罪を取り除くことができたのは、ご自身を神の前にささげられた贖罪のいけにえとなられたのです。イエス様は、私たちの罪の身代わりとなって、十字架に掛けられたのです。
イエス様は、文字通りつばを吐きかけられ、平手打ちをされました。人類の恥を一手にその身に負われました。
ですから、つばを掛けられた土は、十字架で恥を受けられたイエス様を表しているのです。
イエス様は、そのドロでこの盲人の目を開けました。
イザヤ書に次のような預言がかかれています。
イザヤ53:5
しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、 私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。But He was wounded for our transgressions, He was bruised for our iniquities; The chastisement for our peace was upon Him, And by His stripes we are healed.
と聖書に書いてあるとおりです。キリストの打ち傷、十字架のわざによって私たちは癒されるのです。
★ 第六のしるし
この出来事か示しているメッセージ・しるしは何でしょうか?
肉体的盲目、また霊的盲目、すなわち、現状を含め何が身のまわりで起こっているか分かっていないということですが、それは、私たちは、罪とその呪い(結果) に縛られてしまいます。見えないこと自体が全てを不可能にしてしまうのです。
イエス様がきて、十字架にかかってくださることによって、私たちの目が開かれることが可能となりました。
そして、罪の呪いから解放することがおできになるのです。
すなわち、癒しがあなたのものとなりました。
それは、どこからくるか。それは、今、イエス・キリストを信じることです。
あなたが、信じるなら、神の栄光を見ることができるのです。あなたの過去がどうであれ、あなたの家系がどうであれ。生まれつきのあなたの性格や性質がどうであれ。
イエス様を信じませんか?
ぼ
Posted at 2016-01-12 05:35
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Posted at 2016-01-12 10:12
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