選択の戦い A Battle of choice
Oct
21
霊の戦いのシリーズをすると御約束してからしばらくなります。悪魔の話しから始めようかなどと思って、いややっぱり。。。と、考え。最近、考えさせられている分野の霊の戦いについてお話ししたいと思います。
★ 選択と同意と信念 Choice, agreement, and belief
創世記Gen. 2:16-17
16 神である主は人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。17 しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」
◎ 神は私たちに自由意志をお与えになった。
この木のどの木からも実をとって食べていいけど、善悪を知る木の実だけはだめだよ。
自由意志がなければ、人は愛せない。神は、ロボットが欲しくなかった。自分で選んで神を愛して欲しかった、強制的に愛させても、その愛に何の意味もない。私たちも、「選ばれる」という感覚は、特別な感覚です。誰かに好んで選ばれる、必要とされるということは、あなたの価値が上がることであります。
エデンの園でのお約束は、愛の約束だった。愛しているから守るのだった。
◎ 人は、物事を絶えず選択して生きている。自由意志があるから。自分が優柔不断だと思っている人であっても、毎日すべてのことを選んで生きている。
◎ 選ぶからには、何かに同意しているはず。仕事に行くからには、仕事をすることに同意しているのです。バーガーを食べるなら、今日は野菜が不足していることに同意していることになります。
◎ 選ぶには、個人の信念がかかわっている。例(誰かに、何かを選んでもらう。どうしてそれを選んだか理由を聞いてみる)
この人がこれを選んだには、その人の考え方の反映と、信念が背後に必ず働いている。たとえ無意識に選んだとしても、選んだからには、必ず、その人らしさというものがかかわって来る。
◎ 信念ができるのにも、選択をするにも、すべて同意の力が働いている。聖書を見てみましょう。はじめの人、アダムとエバは、善悪を知る木の実を食べる選択をする前に、サタンの声に同意したのです。
創世記Gen. 3:1-6
1 さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」2 女は蛇に言った。「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。3 しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ』と仰せになりました。」4 そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。5 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」6 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
◎エバは、サタンの考え、「絶対に死なない」を信じたのです。そして、恥を隠すための行動をとったのです。神は、こんな大事なことをあなたには教えなかったのですね、と言われて、神に愛されてない、神に選ばれてないという風に感じ、恥を感じました。恥を感じたら、人は、その反動で恥を隠す行動にでます。いわば、恥が信念に油を注いだのです。エバは、この実を食べることを決めて、サタンの考えに同意してから、死なないという実を改めてみたら、見た目もきれいだし、おいしそうに見え、好ましいと感じたのです。きっと、今までだったら、食べてはいけない木の実だから、その木のそばにも行かなかったでしょうし、じっくり眺めたこともなかったかもしれません。人は、信じ方一つで物事が違って目に映るものです。
◎ あなたは、誰の言葉に耳をかたむけていますか?
うそ—サタンの声
誓いの言葉
自分の自我の声
心の中の優等生の声/母の声/ 自分の憎む人の声 Soul tie
神の声
★ パターン
◎ 私たちは、聖書を知っているが、必ずしも聖書を信じて生きているとは言えない。もう一度考えてみましょう。
人は信じている通りになる。箴言Proverb 23:77 彼は、心のうちでは勘定ずくだから。For as he thinks in his heart, so is he.
あなたは何を信じて生きいますか?
私たちは、心で信じている通りに行動する。あなたの行動は、神様を表していますか?
もし、そうでないと思うのであれば、神様の言葉を信じ切れていないのです。
★ 信念の構造の詩
Belief System 信念の構造
If you accept a Belief, you reap a Thought.
もしあなたがある信念を受け入れたら、それはあなたの考えになる
If you sow a Thought, you reap an Attitude. その考えがやがてあなたの態度となり、
If you sow an Attitude, you reap an Action. その態度が、やがてあなたの行動となって現れ、
If you sow an Action, you reap a Habit. そのあなたの行動が、習慣を生み、
If you reap a Habit, you reap a Character. その習慣が、あなたの人となりとなる
If you sow a Character, you reap a Destiny.
あなたの人となりが、あなたの運命の行き着く先となるのだ。 Anonymous 作者不明
例) エバが神よりもサタンの方を信じたということは、自分とつなげにくいかもしれません。しかし、上の構造を例えでいうなら、あなたにとって苦手な人がいるとします。それがあなたの信念。この人といたら嫌な気持ちになる。その経験があなたの信念となります。そして、その人のいるところに行くと、その人となるべく話さないように避けます。人を避けるという態度なります。そして、やがて、いつもその人のいるコミュニティに行かなくなります。それが行動となります。そして、同じことを様々な場所で繰り返します。職場、家庭、友人関係、家族、教会などなど。。そして、その習慣は、自分に都合が悪いと関係を断つという人となりになります。その人の運命は、深い親密な関係のない人生となります。
★ 人にはそれぞれ、神様の真理、原則に基づかない信念に基づいて築いてきた習慣、パターンがあります。恐れの経験から来たのか、サタンのうそに惑わされたのか、自分の自我の声が強くて神よりもそちらを優先するのか、いろいろとあると思います。
今日、静まって神の前に、もしもパターン化したものがあるのなら、悔い改めましょう。そして、聖書の真理に照らし合わせて、行動できるように、そちらを信じるようにしましょう。
申命記Deuteronomy 30:19-20
19 私は、きょう、あなたがたに対して天と地とを、証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き、
20 あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためだ。
自由意志は、神を愛するために、自分に益をもたらすためにあります。今日、命を選びましょう。
私たちは、日々、選択するという戦いの中を生きています。聖霊様に示していただきながら歩んでいきましょう。