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ゆきくんも、高校を卒業したので、みなさんでお祝いをしました。おめでとうございます。
あ、チェリーちゃんも実は、プリスクールを卒業しましたー。
卒業シーズンです。
ケニーさんがホライズンカレッジを卒業しました。
2017年6月11日日曜日礼拝メッセージ音声は、
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皆さんにとって、神様とはどんなお方でしょうか。人それぞれ神様体験というものは違います。しかし、私たちが人と接する時、子育てをする時、夫婦関係、仕事をするにしても、何をするにしても、自分の神様理解が反映されてきます。人にアドバイスする時も、やはり、自分の信念すなわち神理解からアドバイスをするのではないでしょうか。
自分探しという言葉が、日本ではよく言われますが、自分を探す時に、自分を造った神様を見つけなければ自分を見つけることができません。自分の経験上。神様に出会って、初めて自分の状態が分かった。そして、神様に近づけば近づくほど自分らしさというものが解放されてくる。
私たちの独自性というのは、私たち自身からだけで出来ているものではありません。必ず、他者の影響があるのです。特に、神様の影響なくしては、私たちのアイデンティを見つけることができません。関係性の中に独自性が生まれるのです。どうして私たちは、神様を天のお父様というのでしょうか。聖書の中で、イエス様が天の父よと言ったからでしょうか? では、どうしてイエス様は子なる神なのでしょうか。私たちの神は、三位一体であり、優劣はなく、みな平等です。しかし、互いの立ち位置、関係性の中で、その独自性が決まっているようですね。
今まで、聖書講解をしていたので、すこし、神学をしてみたいと思います。神はどんな方か、私は、誰か、またあなたの隣の人はあなたにとって誰なのかと言ったことをシリーズで考えていきたいと思います。
神とはどんな方か? Love and Word 愛であり言葉である。
一番短い言葉で表すとこうなるのではないか。。。と私は思います。
★Word 言葉
神は霊です。
ヨハネ4:24神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。God is spirit, and the people who worship him must worship in spirit and truth. (NET)
神は、言葉を話す霊です。
創世記2:7 神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。he Lord God formed the man from the soil of the ground and breathed into his nostrils the breath of life, and the man became a living being.
いのちの息= Spirit of God 神の霊
人は、神のいのちの息により、人もまた言葉を話す霊となりました。神は多くの生き物を地上に造られましたが、ご自分のいのちの息を吹き込まれたのは、神に似せて作られた人間にのみです。人間は、霊的な存在であり、つまり、霊は神が永遠の存在であるように永遠の存在であり、神が言葉を持っているように人も言葉を持つようになった。言葉持つことには二つの目的がある。次にあげる言葉を持つのは人間だけである。
① 創造 …創世記1:3-8
神は仰せられた。「光あれ。」すると光があった。4 神は光を見て良しとされた。神は光とやみを区別された。5 神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕があり、朝があった。第一日。6 神は仰せられた。「大空の水の真っただ中にあれ。水と水との間に区別があれ。」7 神は大空を造り、大空の下の水と、大空の上の水とを区別された。そのようになった。8 神は大空を天と名づけられた。夕があり、朝があった。第二日。
神様の言葉は、世界を造りました。
●人の使命
人の神から与えられた仕事は、次のようでした。
創世記2:19
神である主は土からあらゆる野の獣と、あらゆる空の鳥を形造り、それにどんな名を彼がつけるか見るために、人のところに連れて来られた。人が生き物につける名はみな、それがその名となった。
人は、神の創造されたものに名前を付けたのです。どういう意味があるのか。それは、創造的な言葉を話す人として、神の創造を完成させる力が与えられたのです。
あらゆる動物や昆虫、植物を見て、これはどんな生態か、どんな性質か、どんな花を咲かせどんな虫を寄せ付けるのか、などと、物事を見極めながら名前を付けていったのです。そして、アダムが名をつけたものは、その名になったと書かれています。
どういうことかと言うと、名前を付けて預言的にその目的をcall out する時に、その動物なり植物がその通りになったというのです。この山に動けといって、この山が動くように。。。
聖書の他の個所に、箴言18:21 死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。Death and life are in the power of the tongue, and those who love it will eat its fruits.
逆に言うと、みなさんにも経験があるのではないでしょうか。自分は○○だ。自分は、いつも○○だ。などという言葉をいつも頭の中に描いていることはないでしょうか。すると、本当にいつもいつも必ず同じことが起きて、その言葉の実を刈り取り食べなければならなくなる。。。言葉には、力があるのです。
裁きの言葉には、死が伴います。本人に直接言ってないにしても、関係に死が訪れます。しかし、預言の言葉、励ましの言葉は、人の霊を生かします。
② コミュニケーション 文字、絵、イメージ、考えを含む言葉、感情
神は、言葉を話す神ですが、創造する言葉とコミュニケーションのための言葉があります。耳で聞こえる言葉から、文字やイメージ感情も含めて言葉。何かメッセージを運ぶ媒体としての言葉があります。
神様は、思いを伝える神なのです。私たちも、日々考え思いを発信しながら生きています。口からでる言葉については、よく私たちも理解できます。聖書にも、主は仰せられた。とよく出てきますよね。今日、一つ注目したいのは、感情についてです。
脳科学者のトンプソン博士は、感情は私たちが神体験をする場所であり、感情は神からのメッセージだ、と言われました。
聖書の中にも、神様の感情が出ているところが数限りなくあります。一例をあげても
• 怒りAnger – 申命記Deuteronomy 9:22
あなたがたはまた、タブエラでも、マサでも、キプロテ・ハタアワでも、主を怒らせた。At Taberah also, and at Massah and at Kibroth-hattaavah you provoked the Lord to wrath.(ESV)
• 笑いLaughter – 詩編Psalm 37:13
主は彼を笑われる。彼の日が迫っているのをご覧になるから。but the Lord laughs at the wicked, for he sees that his day is coming.
• 憐れみCompassion – Psalm 135:14
まことに、主はご自分の民をさばき、そのしもべらをあわれまれます。 For the Lord will vindicate his people and have compassion on his servants.
• 悲しみGrief – 創世記Genesis 6:6
それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。And the Lord regretted that he had made man on the earth, and it grieved him to his heart.
• 愛Love – エレミヤJeremiah 31:3
主は遠くから、私に現れた。「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。 the Lord appeared to him from far away. I have loved you with an everlasting love; therefore I have continued my faithfulness to you.
• 憎しみHate – 詩編Psalm 5:5
誇り高ぶる者たちは御目の前に立つことはできません。あなたは不法を行うすべての者を憎まれます。The boastful shall not stand before your eyes;
you hate all evildoers.
• 妬みJealousy –出エジ Exodus 20:5
それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、You shall not bow down to them or serve them, for I the Lord your God am a jealous God, visiting the iniquity of the fathers on the children to the third and the fourth generation of those who hate me,
• 喜びJoy – ゼパニヤZephaniah 3:17
あなたの神、主は、あなたのただ中におられる。救いの勇士だ。主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、その愛によって安らぎを与える。主は高らかに歌ってあなたのことを喜ばれる。
The Lord your God is in your midst, a mighty one who will save; he will rejoice over you with gladness; he will quiet you by his love; he will exult over you with loud singing.
● 脳の働きと人間関係Mirroring and limbic resonance について
感情は神体験の場、感情は神からのメッセージというところを頭に覚えてください。来週も出てきます。トンプソン博士はクリスチャンですが彼は脳科学を聖書で説明させるかたです。
人は、赤ちゃんの時から、自分感情を自分一人で解決できずに存在します。お母さんがきて、赤ちゃんが泣いていると、あらあらー、と同じように悲しそうな顔で近づく、また、赤ちゃんがにこにこしている時には、同じようににこにこする。こうして、子供は、自分の状態を鏡のようにして母の表情に見て、情緒的にも成長していきます。母の表情なしには成長できません。。
人の脳は、大きく分けて三部分ありますが、一番主要な部分は、リンビック脳、日本語では、大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)一番原子的な脳ともいわれたりします。ここが反応して、うれしい悲しい表情を作り出しているのです。
神様と、私たちの関係も感情を通して、神様の感情と共感し、また私の感情を神様に知ってもらい、感情を共有していく、ここから、成長が始まります。
赤ちゃんの呼吸や、心拍数など、生まれてからお母さんのリンビック脳と交信しながら呼応することで、心拍数が守られているようです。アメリカで赤ちゃんの突然死が多いのは、母親と別の部屋で寝るからではないかと最近のリサーチの発表がありました。神様に造られた人間は、このようにして、自分が人づきあいが苦手だと言っても、人とかかわらずしては、存在できない存在になっています。私たちの造り主が、三位一体で、互いにコミュニケーションを取りながら存在しているように。。。。
次回は、愛と共同体なる神について
ぼ
仕事のようにもくもくと遊ぶ子供たち。。。
2017年6月4日日曜日礼拝メッセージ音声は、
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今日は、ペンテコステです。ペンテコステは、イエス様が話された父の約束が与えられた日です。イエス様の復活、そのあと、人々に現れて、天に帰って行かれたイエス様でした。そして、イエス様はいなくなるけど、それは、私たちにとって良いことです、とも言われました。さあ、ペンテコステ・聖霊降臨に関してのイエス様の言葉を見てみましょう。
使徒Acts 1:7-8
イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
そして、それがペンテコステの日、五旬節の日にそれが実際に起こりました。
使徒Acts 2:1-4
1 五旬節の日になって、みなが一つの所に集まっていた。2 すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。3 また、炎のような分かれた舌が現れて、ひとりひとりの上にとどまった。4 すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
★ ペンテコステとは What’s Pentecost?
七週の祭とはどんな祭 (レビ記23章15~21節参照) 7 weeks after easter.
ここででてくる七週の祭り(ペンテコステ)は、聖霊降臨を象徴しています。
この七週の祭りというのは、二つのパン種を入れて焼いたパンを祭司のところに持ってくるという儀式があります。そして、これの意味するところは、一つの祭司によって、二つの罪ある存在、ユダヤ人と異邦人、すなわち、全世界の人々が一つにされる。ということを指し示すものであります。また、傷のない子羊これは、私たちの罪の贖いのために死なれたキリストを指しています。
また、穀物のささげ物と注ぎのささげ物をささげました。 …これは、自発的に捧げる捧げもの。
穀物…罪の赦しを受けた者が、神の恵みに感謝してささげる物・粉々に砕かれたイエス・キリストの姿をあらわしている。粉々の粉は、どんな器にもいっぱいに入ることができる。また、私たちの奉仕の象徴。
注ぎ…主に聖別のしるしとして祭壇に注がれました。また、私たちの奉仕に油注ぎの象徴。
赦しと和解が私たちの働きであり、それに神様は油を注いで恵みを与えてくださるというメッセージではないでしょうか。
レビ23:18
そのパンといっしょに、主への全焼のいけにえとして、一歳の傷のない雄の子羊七頭、若い雄牛一頭、雄羊二頭、また主へのなだめのかおりの、火によるささげ物として、彼らの穀物のささげ物と注ぎのささげ物とをささげる。You must count fifty days—until the day after the seventh Sabbath—and then you must present a new grain offering to the LORD.
大きな音とともに、風が吹き霊が下った。。。
★ ペンテコステに起こったこと・始まったこと What started at the day of Pentecost?
なんと言ってもペンテコステの大きなテーマは、一つになることです。Theme of Pentecost
① 一つの言葉、一つのマインド、一つの霊
創世記11章までは皆一つの言語を話していたが、みんな一致団結して神様に背き高慢になってバベルの塔を建てたので、言葉がばらばらにされました。
それと真逆のことが起きました。みな、一つの霊によって思い思い、自国の言葉でない言葉で話し始めたのです。
これを、「異言」といいます。聖霊のバプテスマともいいます。
異言は、聖霊の満たしによって与えられる一つの賜物です。
異言、聖霊のバプテスマは、神と人とを霊によってつなぎます。
みな一つの神の霊に満たされるので、一人が一人が神に満たされると、自然に一致します。一つになります。
一つになることは、イエス様のたっての願いでした。ヨハネ17章参照。
② 教会の誕生
聖霊を受けた人たちは、互いに毎日集まり、食事を共にし、持ち物を共有し、教会というコミュニティができました。
③ 世界宣教へ
また、人々の心から恐れが無くなり、大胆にイエス・キリストのメッセージを語り、外国にまで行ってイエス様を伝えるようになりました。
★ ペンコステを 起こした要因 私たちの準備として How did people prepared for this?
私たちは、この教会の誕生日、ペンテコステを決して忘れてはいけないと思います。この出来事にインスパイアされるべきです。私たちがより一つになるために。私たちがよりキリストの花嫁、教会という共同体として成熟するために。
始めのペンテコステの父の約束の成就を経験した人たちは、どのようにしてそれを経験したのでしょぅか。一人ひとりで、聖霊に満たされることも必要ですが、教会に聖霊が豊かに注がれる必要があります。 祈りと期待
① 信仰により…イエス様の言われた、父の約束を信じて、待ち望んで。信仰は、期待して待つことでもあります。
② 集まって…百人以上が一つの部屋に集まっていたようだ。
③ 祈っていた…イエス様の言葉を信じて祈っていた
★ ともに祈りましょう Let’s pray!
ぼ
今日のお話しは、ルツがボアズに嫁ぐ箇所です。。。。
神様の導きのある結婚でした。
2017年5月28日日曜日礼拝メッセージ音声は、
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さあ、今日はいよいよルツ記最終章です。ルツはいよいよ神様からの導きで、変革の人生の道のりに足を踏み入れることになります。
★門のところで
ルツ記4:1-8
ボアズは、もう一人のエリメレクの親近者に、買い戻しの交渉に行きました。
門…当時、町の門では、様々な取り決めを行い、役所のような場であり、長老たちもそこにいて、そのような手続きにあたっていました。いわば、裁判所、役所のような感じでしょうか。ボアズは、あの夜、すぐにルツを嫁にしないで、ちゃんと社会的な手続きをして神の前にも人の前にも正しく行動しました。そのことによって、ルツの後の人生がさらに公に指示されるためです。
近親者は、エリメレクの土地には関心がありましたが、土地についてくるやもめのルツには興味がありませんでした。モアブ人という異邦人だったからです。もし、その土地が異邦人の手に渡ったら。。。などという後々の心配もあったことでしょう。
そうして、ボアズは、正式にルツを妻として迎える手続きをしたのでした。
★長老たちの預言的な祈り
ルツ記4:11-12
すると、門にいた人々と長老たちはみな、言った。「私たちは証人です。どうか、主が、あなたの家に入る女を、イスラエルの家を建てたラケルとレアのふたりのようにされますように。あなたはエフラテで力ある働きをし、ベツレヘムで名をあげなさい。12 また、主がこの若い女を通してあなたに授ける子孫によって、あなたの家が、タマルがユダに産んだペレツの家のようになりますように。」
〇 イスラエルの家を建てたラケルとレア
ラケルとレアを通して、ヤコブ後のイスラエルに12人の子供たちが生まれ、イスラエルの12部族ができた。イスラエルにとってこの12部族というのは、非常に大切なことで、幕屋の中にも12の部族を表すものがあります。
ラケルとレアの物語を聖書で読んだ人はよくご存知ですが、決して簡単なことではなく、二人にとっては葛藤と苦しみの人生でありました。ラケルは夫に非常に愛されたが子供ができず、二人の末の子を産んで死んでしまいます。レアは、父の策略でヤコブと結婚させられ、子宝には恵まれましたが、夫の愛は完全に自分のものにはできませんでした。辛いことです。しかし、ルツには、この二つが与えられると、長老たちは祈っている。
また、何よりも、ラケルとレア子供たちが後のイスラエルを国としてなしたように、ルツの子孫から、国を成す人々が出てくるというのです。
すなわち、キリストにある、信仰にある御国の建設がなるという預言ではないでしょうか。
〇 タマルがユダに産んだペレツの家
ペレツの意味…Perez means to Break through, break out, or break open
カナン人と結婚したユダは三人の息子が生まれ、その一人がタマルと結婚します。そして、タマルの夫でユダの息子の人は死んでしまうが、他の二人の兄弟はタマルと子孫を残すことを嫌がります。ユダが、正当な方法を守らず、正義がなされず、子孫が残せない状態となったタマルは、知恵を使って、その父ユダに遊女のふりをして近づき子をもうけました。遊女のマスクをし、アイデンティティを変えることでタマルは子を設けました。
神は、カナン人の女にも正当な方法で子を残すことを正とし、父をだましたことで彼女は罰せられなかったのです。生まれた子の名前は、「打ち破り」です。
〇 ルツのアイデンティティが完全に変革する時となった
ルツも外国人というアイデンティティ、部外者であるというアイデンティティから、信仰によってユダヤ人の仲間入りを果たすというアイデンティティの変革を経験することとなりました。そして、それによって子供を授かることができました。
すなわち、霊的な世界と現実的な世界両方で打ち破りを経験することを預言されそしてその通りになっていくのです。
★ルツはオベデを産んだ
ルツ4:13-17
こうしてボアズはルツをめとり、彼女は彼の妻となった。彼が彼女のところに入ったとき、主は彼女をみごもらせたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。14 女たちはナオミに言った。「イスラエルで、その名が伝えられるよう、きょう、買い戻す者をあなたに与えて、あなたの跡を絶やさなかった主が、ほめたたえられますように。15 その子は、あなたを元気づけ、あなたの老後をみとるでしょう。あなたを愛し、七人の息子にもまさるあなたの嫁が、その子を産んだのですから。」16 ナオミはその子をとり、胸に抱いて、養い育てた。17 近所の女たちは、「ナオミに男の子が生まれた」と言って、その子に名をつけた。彼女たちは、その子をオベデと呼んだ。オベデはダビデの父エッサイの父である。
ルツ4:17
近所の女たちがオベデとその赤ちゃんをよんで、それが名前になった。
オベデは「礼拝者」と言う意味。近所の女たちは、みな喜んだでしょう。あの悲しみに暮れたナオミ、不幸が多かったナオミに素晴らしいことが起きた。良かった良かった、主を褒め称えます。と、ナオミの人生の証しが人々を礼拝に導いたことでしょう。人々は、この赤ちゃんをオベデ、オベデ、礼拝ちゃん、礼拝ちゃんと呼んだのです。なんと素晴らしいことでしょうか。私たちも、主を信じて歩んで、このように証しができますように。
〇 近所の女たちは、ナオミに男の子が生まれたと言った。
ナオミの人生は、波乱万丈。夫も、子供たちも失ってしまった。悲しみと呼んでくれというほどに悲しみのどん底にいたが、ルツの信仰によりすべてが変わった。信仰によってつながり、共に歩む者たちの喜びの大きさを私たちに教えているのではないだろうか。
同じ神を信じる信仰者と弟子の間柄に喜びが倍増する。イエス様が、言われたようだ。。。ヨハネの福音書16:24 あなたがたは今まで、何もわたしの名によって(父に)求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。Until now you have asked nothing in My name. Ask, and you will receive, that your joy may be full.
〇 その子は、ダビデのおじいさんになる
すなわち、イエス・キリストが後に生まれる家系となっていく。ルツのブレイクスルーは、ナオミのブレイクスルーとなり、それだけでなく、私たち人類に最大のブレイクスルーをもたらすことのできる救い主イエス・キリストの到来の一つの道ぞなえとなりました。
それは、ルツの一つの決断からすべてが始まりました。
あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。。。という、神について行くという信仰。これこそ、私たちの人生と周りの人々、また私たちの後の世代にわたってまでも、ブレイクスルーをもたらすことができる力なのです。
ぼ
来週の金曜日、でっかいスクリーンで映画会をしますー。
シャック!
これ見たかったんですよねーー。
もし、シアトル近辺の方いらしたら、ぜひ、ご参加ください。会場には椅子がないので、ピックニック用の椅子を持ってくるか、枕やクッションで寝転んでみてもいいですね。。。ポップコーンがありますよーーん!! あ、映画は英語のみです!!
2017年5月22日日曜日礼拝メッセージ音声は、
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ルツ記3:1-11, 18
しゅうとめナオミは彼女に言った。「娘よ。あなたがしあわせになるために、身の落ち着く所を私が捜してあげなければならないのではないでしょうか。2 ところで、あなたが若い女たちといっしょにいた所のあのボアズは、私たちの親戚ではありませんか。ちょうど今夜、あの方は打ち場で大麦をふるい分けようとしています。3 あなたはからだを洗って、油を塗り、晴れ着をまとい、打ち場に下って行きなさい。しかし、あの方の食事が終わるまで、気づかれないようにしなさい。4 あの方が寝るとき、その寝る所を見届けてから入って行き、その足のところをまくって、そこに寝なさい。あの方はあなたのすべきことを教えてくれるでしょう。」5 ルツはしゅうとめに言った。「私におっしゃることはみないたします。」6 こうして、彼女は打ち場に下って行って、しゅうとめが命じたすべてのことをした。7 ボアズは飲み食いして、気持ちがよくなると、積み重ねてある麦の端に行って寝た。それで、彼女はこっそり行って、ボアズの足のところをまくって、そこに寝た。8 夜中になって、その人はびっくりして起き直った。なんと、ひとりの女が、自分の足のところに寝ているではないか。9 彼は言った。「あなたはだれか。」彼女は答えた。「私はあなたのはしためルツです。あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください。あなたは買い戻しの権利のある親類ですから。」10 すると、ボアズは言った。「娘さん。主があなたを祝福されるように、あなたのあとからの真実は、先の真実にまさっています。あなたは貧しい者でも、富む者でも、若い男たちのあとを追わなかったからです。11 さあ、娘さん。恐れてはいけません。あなたの望むことはみな、してあげましょう。この町の人々はみな、あなたがしっかりした女であることを知っているからです。
ルツのアイデンティティが変わっていく三段階の第三ステップに入っていく。ルツのアイデンティティは、モアブ人であることから始まり、二段階目は、ユダヤ人の妻となり、そして、夫が死んだがユダヤ人として生きたい。ユダヤ人とは、ユダヤの神を信じている人々のことです。すなわち、神を信じてユダヤ人の姑と生きていくことを決心した。ユダヤ人としてのアイデンティティ。そして、第三章は、第三のアイデンティティに足を踏み入れる入口となります。
ルツはモアブ人であったが、ルツの先祖であるモアブは、ロトの孫にあたる。どのように生まれたかというと、完全なる肉の働きによった。ロトの二人の娘たちは、独身であった。このままだと、子孫を残せないというので、父を酔わせ、父とねて、そして子をもうけた。その一人がモアブであり、モアブ人の起源となる。ルツは、そのような家系の出であった。そして、同じような状況の中にまさにいたのである。
しかし、彼女は、肉の働き、肉の知恵で物事をしなかった。また家系に流れているやり方、文化にも従わなかった。彼女は、信仰によって行動したのです。
肉の働きに頼っていたなら、年老いたナオミについてユダの地に来たりなどはしなかったでしょう。肉の働きは、目に見える世界、自分の損得で物事を判断することです。しかし、信仰とは、目にまだ見ないことを期待し、たとえそうでなくても、神を信じる信仰です。
信仰によって生きるということは、決して簡単なことではありません。それは、みな理解できます。実際的に、どんなことがチャレンジになる得るのでしょうか。ルツが乗り越えた信仰のチャレンジとはどんなものだったのでしょうか。今日は、そんなことを考えながら聖書を読んでいきましょう。
① 神に立てられたリーダーを信頼する
● 神にあって、ナオミに従った。
ルツは、神を信じているナオミを信頼していた。そして、ナオミは神を信頼していた。ナオミは、神を信じ神にあって祈っていた。すると、神の摂理が動いた。義理の娘ルツは、はからずも、ボアズの畑に行きついた。ボアズは、買い戻しの権利のある親戚である。ナオミは確信していた。祈りが聞かれた。神が働いていると。
ルツの方では、外国の地で何もわからなかったであろう。しかし、信仰によって、神に会ってナオミを信頼したのでした。
理由が分からなくても、ナオミの言われた通りにした。
ルツ記3: 4-6
あの方が寝るとき、その寝る所を見届けてから入って行き、その足のところをまくって、そこに寝なさい。あの方はあなたのすべきことを教えてくれるでしょう。」5 ルツはしゅうとめに言った。「私におっしゃることはみないたします。」6 こうして、彼女は打ち場に下って行って、しゅうとめが命じたすべてのことをした。
この行動とルツのナオミへの態度と信頼は、彼女がどれほど神を信頼しているかを表している。
ボンヘッファー Life Togetherより。神は、直接人に働くこともでき、人も神と直接話せるのに、どうして神は、メッセージを一人の人に託すのか。どうして、人を通して、人をキリストに導く方法をとるのだろうか。。。
② やり方に信頼する
● プロポーズの準備
油をぬって晴れ着・花嫁衣裳をまとった。ナオミは、ルツにやもめの服を脱がせ、晴れ着を着せた。
結婚を申し込む時には、風習に従ってこのようにした。
ルツは、買い戻しの権利のあるボアズに、どうぞもらってくださいと申し込みに行ったのです。
● 三章に見られるキリストの型
v9 彼は言った。「あなたはだれか。」彼女は答えた。「私はあなたのはしためルツです。あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください。あなたは買い戻しの権利のある親類ですから。」
衣のすそ。。。your wing (flare of his cloth)「神の守りと力」を表す。
おおってくださいtake under (cover)=贖う
愛は、罪を覆う。love covers a multitude of sins.(1Peterペテロ4:8)と言いますが、
ボアズはキリストの型であります。私たちを完全に贖うことのできる方。ルツは、身をきれいに洗い、晴れ着を着て、ボアズに覆いを求めています。贖いのお願いであります。(罪の赦しと贖い)キリストは、決して、信仰によって覆いをお願いする私たちを断ったりはしません。
● ボアズの言葉
v10 すると、ボアズは言った。「娘さん。主があなたを祝福されるように、あなたのあとからの真実は、先の真実にまさっています。あなたは貧しい者でも、富む者でも、若い男たちのあとを追わなかったからです。
若い男を追いかけず、金持ちか貧乏かで結婚相手を決めるのではなく、信仰によってボアズのところに来たルツをしっかりしているとほめている。
あとからの真実。真実とは、「神の彼女に示される寛容、恵み」。それは先の真実にまさる。と言った。(ほとんどオッケー) ボアズの目にも、ルツは神に祝福された人だということが分かっていた。またこれは、私たちに、「信仰によって生きている人の人生は、信仰によって歩めば歩むほど、神様の寛容と恵みが増し加わっていく」ということを教えてはいないだろうか。
③ 神の時に信頼する
● ナオミのことば
v18 しゅうとめは言った。「娘よ。このことがどうおさまるかわかるまで待っていなさい。あの方は、きょう、そのことを決めてしまわなければ、落ち着かないでしょうから。」
ボアズは、もっと近い買い戻しの権利のある親戚があるから、その人とルツを嫁にもらってもいいかとちゃんと確認してから。。と答えた。
あんなに勇気をもって行動して、はらはらするというものだが、ナオミのアドバイスは、「待っていなさい」と言った。
私たちは、こののりしろを忘れてはいけない。神は、行間の中にも働かれている。
私たちのできる分というのは、限られている。しかし、神は、私たちの見えないところで絶えず働いておられることを信頼しましょう。
待つことは、目に見えないことを信じることに他ならず、つらいことです。
しかし、それこそ、神を信頼するということであります。
① ~③のポイントを見ていきましたが、信仰者の成功というのは、どんなときにも、神を信頼すること。神を信じるの一事に尽きます。ルツの人生がこの後、どのように開かれていくのでしょうか。お楽しみに。。。
ぼ
今週、家の近くに、日本系のコンビニみたいなのができました。
初日に行ってきました。すごい行列。しっかり、記念品もいただきました。えへへ。
しかし、値段が高かったーーー。。。。うーーーん。もしかして、二度と行かないかも、この値段だったら。。。。同じダウンタウンだったら宇和島屋に行くな。
最近、ねんねごっこが流行っています。なんだろ。お母さんごっこの延長かな。結構、必ず、ねんねごっこは、やってますね。
小さいワンちゃんなんだけど、触りたいけど、ちょっと怖い。。。。小さいちゃんは、普段冒険家では、ありますが、動物には用心深いようです。笑
2017年5月7日日曜日礼拝メッセージ音声は、
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先週に引き続きルツ記を読んでいきます。さあ、重大な決断をしたルツにどんなことが起こるのでしょうか。
ルツ記二章1-12
1 ナオミには、夫の親戚で、エリメレクの一族に属するひとりの有力者がいた。その人の名はボアズであった。2 モアブの女ルツはナオミに言った。「どうぞ、畑に行かせてください。私に親切にしてくださる方のあとについて落ち穂を拾い集めたいのです。」すると、ナオミは彼女に、「娘よ。行っておいで」と言った。3 ルツは出かけて行って、刈る人たちのあとについて、畑で落ち穂を拾い集めたが、それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑のうちであった。4 ちょうどその時、ボアズはベツレヘムからやって来て、刈る者たちに言った。「主があなたがたとともにおられますように。」彼らは、「主があなたを祝福されますように」と答えた。5 ボアズは刈る者たちの世話をしている若者に言った。「これはだれの娘か。」6 刈る者たちの世話をしている若者は答えて言った。「あれは、ナオミといっしょにモアブの野から帰って来たモアブの娘です。7 彼女は、『どうぞ、刈る人たちのあとについて、束の間で、落ち穂を拾い集めさせてください』と言い、ここに来て、朝から今まで家で休みもせず、ずっと立ち働いています。」8 ボアズはルツに言った。「娘さん。よく聞きなさい。ほかの畑に落ち穂を拾いに行ったり、ここから出て行ったりしてはいけません。私のところの若い女たちのそばを離れないで、ここにいなさい。9 刈り取っている畑を見つけて、あとについて行きなさい。私は若者たちに、あなたのじゃまをしてはならないと、きつく命じておきました。のどが渇いたら、水がめのところへ行って、若者たちの汲んだのを飲みなさい。」10 彼女は顔を伏せ、地面にひれ伏して彼に言った。「私が外国人であるのを知りながら、どうして親切にしてくださるのですか。」11 ボアズは答えて言った。「あなたの夫がなくなってから、あなたがしゅうとめにしたこと、それにあなたの父母や生まれた国を離れて、これまで知らなかった民のところに来たことについて、私はすっかり話を聞いています。12 主があなたのしたことに報いてくださいますように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。」
★ ルツの決断によって神の導きが開かれる God’s guidance is opened for her
ルツは、働く場所を見つけた。神の導きである。
私たちは、信仰による決断をすると必ず、神による導きが開かれる。
有名な落穂ひろいの絵画がありますが、ユダヤの文化では、聖書にもそう定めてある通りに、畑の落穂は、貧しい人たちのために残してありました。貧しい人たちが来て、穂を拾ってくことをちゃんと律法で定め許していました。
★ 勤労なルツ Diligent and faithful Ruth
新約聖書に主に仕えるように。。。とある、
エペソ6:6-8
人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方でなく、キリストのしもべとして、心から神のみこころを行ない、6:7 人にではなく、主に仕えるように、善意をもって仕えなさい。6:8 良いことを行なえば、奴隷であっても自由人であっても、それぞれその報いを主から受けることをあなたがたは知っています。Ephesians6:6-8 not with eyeservice, as men-pleasers, but as bondservants of Christ, doing the will of God from the heart, 7 with goodwill doing service, as to the Lord, and not to men, 8 knowing that whatever good anyone does, he will receive the same from the Lord, whether he is a slave or free.
ルツは人々の目に留まっていたv6 神に仕えるように心を込めて忠実に働くルツの姿勢は、誰が見ても麗しいものであった。
またボアズの目にも留まったv13-16 ボワズはランチまでもいつもルツに食べさせ、無理に穂を落とさせ、そして、お土産まで持たせた。ルツは、たくさんのものを持ってナオミの待つ家に帰ることができた。二人は、そうして生活することができた。これは、地位のない女性、また外国人の女性にしては、奇跡のようなことです。
★ ボアズについて About Boaz
V3 ルツは出かけて行って、刈る人たちのあとについて、畑で落ち穂を拾い集めたが、それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑のうちであった。Then she left, and went and gleaned in the field after the reapers. And she happened to come to the part of the field belonging to Boaz, who was of the family of Elimelech.
ルツは、外国の地で、落穂を拾うことを決め、出て行きました。そして、たまたま行きついた畑が、ボアズの畑でした。ボアズは、ナオミの夫の親戚の方で、裕福な方でした。
〇はからずもshe happened to come。。。。と、聖書にはあります。私たちは、偶然に思えるようなことが人生にたくさんあると思います。たまたま行ったところで、こうなって、ああなって。たまたま、そこで出会った人が。。。と。しかし、神様にあって、偶然というものは、無いのです。神様にあっては、神様の導きです。人生、あなたの過去、全てに意味があるのです。しかし、ルツのように、人生の決断、神様について行くと決心するならば、全ての点がつながるのです。
私の例…クリスチャンになったのも、受験に失敗したのがきっかけで、カトリック系の短大で習いたくもない英語を学び、そして、英語を使う会社に導かれ、英語をさらに習うために教会に行き、救われる。しかも、英語など、結局必要ないというわけでもなく、アメリカに生活して今に至るまで、英語を使っている。
エリックの例…小さい時に日本人のナニーがいて。小学生の時も日本について自由研究したり、日本が好き。後に空軍に入り、日本に二年間赴任。その後結婚するが、離婚。その後、シティチャーチで日本のためのとりなしの祈り会に行っていた。離婚から十年して日本人の私に出会う。小さい時の日本への愛は、今も活かされている。
不思議なことです。
ボアズという人は、皆さん旧約聖書を読んだことある人はご存知のラハブの息子です。ラハブは、遊女であり、ヨシュアたちスパイが約束の地、カナンに入ったときに、助けてくれた人です。彼女は、遊女であったが、真の神を信じていた女性でした。なぜ、遊女にならなければならなかかったかは、事情があったことでしょう。女一人で生活することは、当時は不可能でしたから、それなりの事情があったはずです。カナン人も、異邦人であり、異教の民であります。しかし、ヨシュアたちを助けたことで、彼女は好意をもらい、ヨシュアたちがカナンに入ったときには、顧みられました。そして、彼女は、ユダ族のユダヤ人と結婚したのです。
ボアズは、ラハブの子として、よく理解していました。
異邦人、外国人としてユダの地に住むことがどれほど困難であるか。
また、女性一人で生計を立てること。ましてや、義理の母を養うことがどれだけの重荷であるかを理解できる人でありました。
ルツは、そんな人の畑に「たまたま」行きついたのです。神様は、素晴らしいです。
それだけではなく、ボアズは、買い戻しの権利のある親戚だったのです。V20
ユダヤの世界では、子孫が絶えないように、例えば、結婚相手が死んだら、子がない場合は、その人の兄弟と結婚しました。また、兄弟も死んでいる場合には、一番近い、男性と結婚しました。そして、子孫を残しました。ボアズは、エリメレクの親戚ですから、ルツのなくなった主人のために結婚できる親戚の一人でありました。
ハレルヤ。なんという導きでしょうか。
外国人に理解のある、買い戻しの権利を持っている優しくて裕福なボアズのところに神様は導いてくれたのです。
そこには、ルツの何があっても、神について行くという信仰と、主に仕える勤労さがあったからです。神の導きは、あります。私たちのなすべきパートは、信仰と、忠実さです。
私たちの人生の歩みは、すべてが自分の選択によってはいない。自分の選ばなかったことの方が実は多い。困難や、失敗など、成功しようとしても失敗することもある。しかし、そのような状況の中で、神を求め、神に応答し、信仰による決断をする時に、さらなる”はからずも” が起きる。さらなる、自分では選びえない出来事が起きて私たちの人生の道筋をつけてくれるのです。
先週に引き続き、神を求めること、神の前に決断することを選びましょう。
ぼ
子供たちの車遊びは、最近進化してきています。いつもは、二人乗りだったのに、今度は、ファミリーサイズの四人乗りです! お母さんごっこも盛んになってきました。四、五歳になると、家族のことがよくわかるようになるんですねーー。
今週から。ルツ記。この方は、ホライズンカレッジの学生、韓国人のルースちゃん。指輪型のアメをもらって嬉しいの図。。。笑
子供心は忘れたくないですね。幸せそうー
2017年4月30日日曜日礼拝メッセージ音声は、
VIDEO
ここのところずっと新約聖書ばかりでしたので、リビングライフの順番に沿ってまた旧約聖書に戻りたいと思います。今日は、私の大好きな旧約聖書のルツ記です。子供の紙芝居を読むと間違いなく毎回泣いてしまいます。美しい物語なのです。今日は、ルツ記の一章から、学んでみたいと思います。
お話しは、苦しみと悲しみから始まります。
★ 貧しさの故に
ルツ記1:1
さばきつかさが治めていたころ、この地にききんがあった。それで、ユダのベツレヘムの人が妻とふたりの息子を連れてモアブの野へ行き、そこに滞在することにした。Now it came to pass, in the days when the judges ruled, that there was a famine in the land. And a certain man of Bethlehem, Judah, went to dwell in the country of Moab, he and his wife and his two sons.
ルツ記の背景としては、士師記の時代。裁きつかさたちが治めていたころであり、人々は様々な意味で混沌とした時代に生きていた。神にしっかりつながっている人も少なく、偶像礼拝が横行していた。そのような時代、ききんが起こり、貧しさの故に、豊かさを求めて敵国であり異教の地、モアブの地へナオミとその夫エリメレクは、渡った。ユダヤ人にとっては、これは相当な決断であるはずだ。自分の神の地を捨てて、異教の敵国へ渡るとは。。。
v2 The name of the man was Elimelech, the name of his wife was Naomi, and the names of his two sons were Mahlon and Chilion—Ephrathites of Bethlehem, Judah.
★ さらなる苦しみ
ルツ記1:3
その後、キルヨンが死んだ。
ルツ記1:4 後に残された息子たちは、モアブ人の妻を迎えた。
これも、異国の民と結婚を許されていないユダヤ人にとっては、大きなことである。
ルツ記1:5 しかし、十年ほどたって、この二人の息子たちも死んでしまった。
なんということでしょうか。ナオミは何を考えただろうか。と思うのです。きっと、ユダヤの地にとどまっていた方が良かったのだろうか。。。夫だけではなく、二人の息子も死んでしまうとは。。。と、悲しみに暮れ、きっと自分の決断に対して疑いをもったことでしょう。。。
★ ナオミの新たな決断
ナオミは再び決断をします。
ルツ1:6
そこで、彼女は嫁たちと連れ立って、モアブの野から帰ろうとした。モアブの野でナオミは、主がご自分の民を顧みて彼らにパンを下さったと聞いたからである。Then she arose with her daughters-in-law that she might return from the country of Moab, for she had heard in the country of Moab that the LORD had visited His people by giving them bread.
やっぱり、ユダの地に帰ることにしたのです。「主がご自分の民を顧みて」と。ナオミは、再びこの神様の民として神の懐に戻ることにしたのです。
★ ルツの決断
ルツ1:8,9
そのうちに、ナオミはふたりの嫁に、「あなたがたは、それぞれ自分の母の家に帰りなさい。あなたがたが、なくなった者たちと私にしてくれたように、主があなたがたに恵みを賜り、9 あなたがたが、それぞれの夫の家で平和な暮らしができるように主がしてくださいますように」と言った。そしてふたりに口づけをしたので、彼女たちは声をあげて泣いた。And Naomi said to her two daughters-in-law, “Go, return each to her mother’s house. The LORD deal kindly with you, as you have dealt with the dead and with me. 9 The LORD grant that you may find rest, each in the house of her husband.”
ナオミは、この二人のモアブ人の嫁たちを幸せにしてあげられないから、それぞれまた再婚して幸せになったらいいと思いました。夫がいるわけでもないのに、異国の地へ連れて行くのもかわいそうだと。
当時、子孫を残すことが大変重要でしたから、この二人の嫁にまた子供が生まれるようにナオミは、再婚して欲しかったし、ナオミのために人生を棒に振って欲しくなかったのです。
二人の嫁は、泣いて離れたがりませんでしたが、二人の内の一人、オルパは別れを告げて帰って行きました。もう一人の嫁ルツはどうしたでしょうか。
ルツ1:16, 17
ルツは言った。「あなたを捨て、あなたから別れて帰るように、私にしむけないでください。あなたの行かれる所へ私も行き、あなたの住まれる所に私も住みます。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。17 あなたの死なれる所で私は死に、そこに葬られたいのです。もし死によっても私があなたから離れるようなことがあったら、主が幾重にも私を罰してくださるように。」But Ruth said: “Entreat me not to leave you, Or to turn back from following after you; For wherever you go, I will go; And wherever you lodge, I will lodge; Your people shall be my people, And your God, my God. 17 Where you die, I will die, And there will I be buried. The Lord do so to me, and more also, If anything but death parts you and me.”
ルツは、ナオミから絶対に離れないと言い張りました。それはなぜか。「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。」と言っています。ユダヤ人たちは、神の選びの民であり、ユダヤ人であるということは、神とは切っては切れない関係です。また、ルツは、あなたの神は私の神であると、信仰告白しているのです。
彼女は、夫がいるとかいないとか、外国に行くか行かないとか、将来再婚して子供を産むかどうか、ご飯が食べられるかどうか、自分がどうなるということは、二の次であって、彼女の一番の思いは、
「私の神」について行く。ということだったのです。
彼女は、モアブ人という異教の人であったのにも関わらずです。きっと、夫からユダヤのこと、礼拝のこと、神のことを聞いていたのでしょう。また、彼らの生き方を目の当たりにして神を感じたのかもしれません。
★ 二つのメッセージ
ナオミの決断… 私たちの信仰の一番弱い時にさえ、私たちは強いことを覚えていましょう。私たちがたとい神を手放したと思ったとしても、また、神の思いに反するように決断をしたとしても、また、苦しみが続き落胆していたとしても、神は決してあなたを離れないということを。ナオミのそんな葛藤や、悲しみを通してでさえ、神は証しされ、モワブ人ルツは神を信じたのです。
ルツの決断… この異邦人の女性の、全てを委ねて私は神について行く。という信仰の決断がどれほど大きな祝福をもたらしたことか。この一人の異邦人の女は、ナオミの人生を変革し、ボワズの人生を祝福し、またイスラエル全体を祝福することになり、今のわたしたちにも関係する全世界を祝福するということにまで発展したのです。
あなたの過去の決断について、決して自分を責めないでください。それよりも、ナオミのように、神のいらっしゃる方へいらっしゃる方へと進んでいきましょう。
また、今、何か決断を迫られている人がいるならば、ぜひ、ルツの信仰を見習いましょう。将来の確証がなくても、何が無くても、私は、この神について行くという信仰告白をしましょう。
あなた決断は決して小さくはないのです。
来週から、この決断がどのように祝福に変えられていくかを見ていきましょう。
ナオミ…快い
マラ…悲しみ
イエス様は、三日間、墓の中に、死の中に閉じ込められていました。
今日は、ホーリーサタディ。聖なる土曜日です。
イエス様は、十字架にかかって死んで、そしてすぐに蘇ったのではありません。
三日の後に蘇られました。
死の味を経験されたのでした。
墓には巨大な石でふたがされています。
死の中には、コミュニケーションもなく、父なる神との関係も断絶していました。
人類の罪の呪いを体に一手に引き受けるとはどんな重みでしょう。
私たちも、苦しみ、もがき、どんな苦しみにしろ、
もうだめだ、と思う時があります。
また、もう負けてしまって、もうずいぶん経つことがあるかもしれません。
土曜日は、イエス様のために、弟子たちも女たちも、その十字架を目の当たりにした人たちが傷み悲しみ、喪に服したのでした。
私たちは、復活ばかりに目がいきがちで、喪に服することを忘れます。
クリスチャンであってもなくても、喪に服することは、ある意味耐え難いことであります。
それは、自分の痛みや悲しみ、苦しんだあのつらい思い出に直面し、直視ししなければ、喪に服せないからであります。
しかし、本当の希望は、その悲しみに直面するところから始まるのです。
聖なる土曜日、忘れられがちですが、
もう一度スポットライトをあてたいと思います。
悲しんだっていいんです。悲しめることは健康なことです。
悲しんだだけ希望に意味があり、希望は強くなるはずです。
そして、その希望は決してあなたを二度と悲しませることはないでしょう。
今日は、墓の中のこと。ホーリーサタディのことでした。
ぼ
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