昨年も見た気がするZion
Apr
7
Zion(シオン)とは、エルサレムの雅名。
19世紀の後半に、ここに移住した開拓者たちは
切り立った岩の断崖絶壁を見て、イスラエルを彷彿とさせられそう名付けました。
昨年、ヨルダンとイスラエルの聖地旅行へ行ってきましたが、
ヨルダン渓谷南部で見た巨石の断崖は、
ここZionにあるのと確かに変わらないほどそっくり。
その有名な例は、ペトラ遺跡。
モーセとイスラエルの民はシナイ半島からヨルダン渓谷の東側(ヨルダン領地)を通って約束の国へ入りました。
私たちの聖地旅行はその逆コースを進んだのですが、
そのとき、バスはヨルダン渓谷を3時間以上もかけて「王の道」を通り抜けました。
天を切り裂く断崖が見渡す限り続いている威容は
確かにこのZionと変わりません。