お気に入りの娘のドレスもこの通り、黒の斑点が、、、、
この日帰宅するなり、突然非難の声を轟々と浴びせられました。
「あなたのした洗濯に、ハッピーになれないわ!」
家内からも子供たちからも次々に、廃棄物となった彼らの衣服を見せ付けられました。
「一体どうしたんだ? 何があったというんだ?」
状況を飲み込むまで、しばらくのときが必要でした。
たいてい洗濯機を回すのは家内の役目。
かつて色物と白物を混ぜて洗濯してしまい、
白い彼女のドレスにも色を付着させた経験のある私は、
洗濯仕事を首にさせられていたのでした。
区別して洗えばいいんだろう、と分かったつもりになって洗濯機を回したのでしたが、
どういうわけか、黒の斑点がすべての洗濯物に生れています。
家内は洗濯機の底に、
キャップが取れて中身のインクのなくなったボールペンを発見したのだそうです。
私のハーフパンツに忍ばせておいたボールペンのインクが斑点の犯人だったというわけです。
「私のお気に入りのドレスを全部駄目にしてくれたわ!」
「お買い物に連れて行って、それで新しい、もっと良いものを買ってくれるよね!!」
と、娘から厳しいお言葉の数々。。
トホホ、、、
洗濯道も奥が深いものです。
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