S.Fの観光目玉のケーブルカー。
始発駅のパウエル通りにて。
この日は、アメリカの両親の結婚48周年でした。
そこで我が家にお招きして夕食ともにする事に。
と言っても、アルツハイマーを患っている父はケアハウスから外出できません。
母だけが来てくれました。
家内が作った料理の一つは、焼きそば。
野菜と肉、麺を炒めて、さあ最後のソースを、、、
冷蔵庫のドアを開けて取り出したソースを見て、彼女の顔から火が吹き出しました。
取り上げたソース瓶は空っぽ。
一滴とてソースが無いんです!!
「キョ、キョウタ〜 ♪───O(≧∇≦)O────♪」
「な、なぜ、空の容器を冷蔵庫に入れておくんだあ〜!?」
幸い私はその時数百マイル離れたカリフォルニアにいました。
彼女からの「光子力ビーム」@マジンガーz
で焼き殺されずに済みました。
せっかく作った焼きそばを、
家内はあきらめることはできません。
かといっても、ソースのない焼きそばなんて、
クリープを入れないコーヒーのようで、食べれたものでない。
彼女は腹ペコの母親と子供達を残したまま、近所のadverdsonへ走りました。
その店にアジア系の食材はほとんど置かれてないことを承知の上で。
夕方の渋滞時間帯に、
アジア系スーパーまで買い出しに行く暇は間違いなくない。
そこまでしていたら、子供たちは餓死していることでしょう。
そして、、、、、、
案の定、ソースばかりか焼きそばも無いのを確認して手ぶらで帰るしかなかった家内。
どうやって夫の息の根を止めるかを思案しながらハンドルを握って、
自宅の2軒前まで来た時、
その家の白人男性が庭仕事をしているのを目にした。
その人は日本人女性と結婚して、女性と子供は今は里帰り中ゆえの一人暮らし。
家内は車から降りて事情を話すと、男性は焼きそばソースを持ってきてくれた!
ヤッターマン、いい男、救世主!!!
彼のおかげで私の命は、絶対絶命のピンチから救われたのでした。
教訓・ 空の容器は冷蔵庫へ入れざるべからず。
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