滝下りに興じて
こんな急流も普段着のままドブン。
岩肌は滑らかでもなく、叩きつけられる衝撃に尻が痛かった。
オレゴン旅行前半の山場、「マウンテンバイクと滝」の日となった。
朝の9時にsunriverという町の冒険ツアー会社オフィス前に集合。
私たち以外にも家族連れが幾つかあって、
総勢17名が一人のインストラクター&ガイドに率いられて、
秘境の山奥へ入って行く。
スクールバスに乗車した私たち以外に、
164台のマウンテンバイクが搭載している「米国最大搭載数のトラック」(インストラクター曰く)も同行。
到着したトレイルの入り口では、
それぞれの身長やサイズに応じたマウンテンバイクやヘルメットが充てがわれる。
6マイルほどの距離の山道は、ほとんどが下り坂のため、体力的な挑戦は感じない。
が、かなりのスピードが出るし、
砂に覆われた悪路もあって運転スキルは問われることとなる。
最小年齢の6歳の男の子や、長男も悪路に前輪が捕らわれて何度か転倒。
そんなアクシデントにもめげずに進んでいきながら、
ランチを挟んで途中、3箇所の滝壺に寄って、水と戯れることも。
すなわち、滝壺へのジャンプや滝ごり、
岩肌での水流スライドなど大いに遊ばせてもらう。
昨年、家内と子供達は茨城県にある同様のツアーに参加したが、
その時の滝遊びではウエットスーツにヘルメット着用の重装備であった。
今回はそれもない上に、滝遊びとマウンテンバイクを交互に繰り返すため、
着替える間もなく、ほとんどの人は濡れたスニーカーと普段着のままである。
過保護気味の日本的スタイルに対して、
ここ米国での自己責任に任せるあり方の違いがここにも見られるようだった。
それにしても、森林の中を、
緑の風を斬りながらマウンテンバイクで疾走する爽快感は
何物にも変え難いものだった。
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