この日、安倍首相がトルコへ今年になって2回目の訪問をした。
ダーダネルス・ボスポラス海峡を結ぶ海底鉄道トンネル開通式出席のためという。
アジアとヨーロッパを結ぶ鉄道は、
150年前のオスマントルコ時代からの悲願であったという。
箱型にしたトンネルを海底に沈めて繋げるという工法は、
日本の技術によるものだそうだ。
総工費の半分に当たる1500億円は円借款によるもので、
安倍さんも鼻が高いであろう。
同スピーチで、安倍首相は
「日本政府としても、1999年以来、今計画実現のために約15億ドル以上の円借款を提供し、この壮大な夢を実現するためのパートナーとなれたことは喜ばしい限り」
と述べている。
海底60mの地下鉄はわずか4分で海峡を結んでしまうという。
アジア側の街・イスタンブールは
オリンピック招致で東京に敗れた街として記憶に新しい。
トルコの首相は東京選出が決まった直後、
安倍首相の下に最初にお祝いに駆けつけてくれたという。
「今度は私が約束を果たす番です」
とご自分のFacebookに書き込んでトルコに向かった首相だった。
トルコと日本はかねてより親睦が深い。
リーダーの立ち振る舞いが、
両国間の関係進展に大きく影響を与えているのは確かであろう。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account