この年末に雪で覆われたエルサレム
イスラエルとキリスト教会❹〜区別されるその聖書的論証
③教会の奥義的な性格
聖書で「奥義」とは、
旧約聖書には啓示されずに新約聖書に至って初めて啓示された真理のことを示した専門用語である。
エペソ3:3-5
教会それ自体は奥義とは呼ばれていないのであるが、
教会に関する数ある性格が奥義と呼ばれているのである。
⑴教会のからだ概念が奥義。
ユダヤ人信者と異邦人信者とが結合して
一つのからだとしての教会を形成するというのは
旧約聖書に存在していない概念である。エペソ3:1-12
⑵信者の内にキリストが宿るという概念が奥義。
コロサイ1:24-27,2:10-19,3:4,11
⑶教会はキリストの花嫁である。エペソ5:22-32
⑷携挙。Ⅰコリント15:50-57
信者が復活して新しいからだを受け継いだ後に天に引き上げられて主と会うというのも奥義である。
これら4つ奥義は何れも教会と深く関わったものであり、
教会自体が奥義であるとも言えるし、
イスラエルとは明確に区別されるべき存在であるのが分かる。
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