今年もこの日が巡って来た。
1年に一度だけ、牧師でも嘘をついて良い日。
堂々と人をだませる日。
待ちに待っていた理由は、昨年のリベンジを家内に果たすためである。
昨年のその日、
朝から夜の11時過ぎまで6回の罠を彼女に仕掛けてみたが、
すべて失敗。
端から「またフィーリングして」と簡単にあしらわれてしまった。
その前年に見事に彼女の鼻を明かしたので、
大いに警戒されてしまったのだった。
「マシンが壊れて動かないんだ。」
「替えのものを大至急送ってくれ」
「今日の午後4時までに郵便局へ持っていけば、明日中に受け取ることができる。」
そのとき、彼女は子供たちを学校へ迎えに行っている最中だった。
4時に郵便局へ着くには、子供をピックアップしてしてから直行しなくてはならない。
パッキングには3分ほどの時間しか掛けれないはずだ。
「え~、、そんなの~、、、、むりよ~、、、」
と電話口で困窮しきっている家内。
突然、
「エイプリル・フール」と
真相を告げた私。
やった。
完勝であった。
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