聖書の教える死後の世界~中間状態・その1
Apr
30
人はやがて死を迎える。
肉体から霊魂が離れる瞬間である。
やがてその霊魂は再び肉体を得るときが来る。
それが復活のときである。
すでにその再臨の時に死んでいる信者なら
彼の復活はイエスの再臨の瞬間に起こる。
まだ生きているままでイエスの再臨に与った信者は
死を経ずに復活の体に変貌される。
「14 私たちはイエスが死んで復活されたことを信じています。
それならば、神はまたそのように、
イエスにあって眠った人々をイエスといっしょに連れて来られるはずです。
15 私たちは主のみことばのとおりに言いますが、
主が再び来られるときまで生き残っている私たちが、
死んでいる人々に優先するようなことは決してありません。
16 主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、
ご自身天から下って来られます。
それからキリストにある死者が、まず初めによみがえり、
17 次に、生き残っている私たちが、
たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ、
空中で主と会うのです。
このようにして、私たちは、いつまでも主とともにいることになります。 」
(1テサロニケ4:14-17 )
では、死から復活までの間、
霊魂はどのような状態で置かれるのか?
{キリスト信者の中間状態についての考察}
①それは生前時よりも、より良い状態である
「23 私は、その二つのものの間に板ばさみとなっています。
私の願いは、世を去ってキリストとともにいることです。
実はそのほうが、はるかにまさっています。
24 しかし、この肉体にとどまることが、
あなたがたのためには、もっと必要です。 」
(ピリピ 1:23-24 )
②休息の状態であるといえる
「 9 小羊が第五の封印を解いたとき、
私は、神のことばと、自分たちが立てたあかしとのために
殺された人々のたましいが祭壇の下にいるのを見た。
10 彼らは大声で叫んで言った。
「聖なる、真実な主よ。いつまでさばきを行わず、
地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか。」
11 すると、彼らのひとりひとりに白い衣が与えられた。
そして彼らは、「あなたがたと同じしもべ、また兄弟たちで、
あなたがたと同じように殺されるはずの人々の数が満ちるまで、
もうしばらくの間、休んでいなさい」と言い渡された。」
(黙示録 6:9-11 )
③意識のある状態である
「16 彼らはもはや、飢えることもなく、渇くこともなく、
太陽もどんな炎熱も彼らを打つことはありません。
17 なぜなら、御座の正面におられる小羊が、
彼らの牧者となり、いのちの水の泉に導いてくださるからです。
また、神は彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださるのです。」
(黙示録 7:16-17)
*飢える事がない
*渇く事がない
*太陽が打つこともない
*炎熱が打つこともない
*涙がすっかりと拭い取られるときである