次の時代までの中間期~その①
Oct
20
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「再臨から千年王国までのインターバル」
マタイ24章34~35節 ダニエル12章11~13節
~マタイ福音書連続講解説教87~
主の再臨をもって大艱難時代が終了するのを先週学びました。
反キリストが組織する世界連合軍がイスラエルへ侵攻して
ユダヤ人抹殺を遂げようとするとき、
彼らが悔い改め主イエスを求めるようになるのです。
それがハルマゲドンという戦いの最終段階であり、
「鉢のさばき」の第7番目のものでした。
その後メシア的王国が樹立されるのですが、
それは千年間続くことから千年王国とも呼ばれます。
その新たな時代に移行するまでに
しばらくのインターバルのあることも分かっています。
これは、ダニエル書から分かることですが、
そのインターバルは75日間です。
「 11 常供のささげ物が取り除かれ、
荒らす忌むべきものが据えられる時から千二百九十日がある。
12 幸いなことよ。忍んで待ち、千三百三十五日に達する者は。
13 あなたは終わりまで歩み、休みに入れ。
あなたは時の終わりに、あなたの割り当ての地に立つ。」
(ダニエル 12:11-13)
•神殿が清められるまで30日間(11)~1290日(1260日プラス30日)
•千年王国が開幕するまで75日間(12)~1335日(1260日プラス75日)
1260日とは、3年半の大艱難時代後半期のことで、
主の再臨をもってこれが終了します。
その後30日で「荒らす憎むべきもの」という
反キリストが設置した偶像がエルサレム神殿から除去されます。
おそらくその30日間で隆起したエルサレムの土地に
新しい千年王国の神殿が建立されると考えてよいでしょう。
さらに再臨後75日間で
8つのことが行われることが他の書の預言からわかっています。
これらは時系列順番としては啓示されていませんので、
テーマ別に学ぶものです。
詳しくはメッセージノートをご覧ください。
ここでは反キリストと偽預言者の二人がどのような処罰を受けるかを見ましょう。
先ず反キリストですが、
「火の池に生きたまま投げ込まれた」(黙示19:20)とあります。
彼は主の再臨時、真っ先に殺害されていたはずです。
ということは、ここでは2回目の復活を遂げているいることになります。
「2回目」というのは、
すでに大艱難時代の中間期に彼は殺害されその上で復活しているのです(13:3)
ここでは、「生きたまま」(復活を示唆)、
「火の池」へ投げ込まれています。
そこは不信者やサタン、悪霊の最終的な住処です。
彼らは千年王国が終わり、
白い御座の裁きを受けてから火の池へ投げ込まれることになります。
つまり、反キリストと偽預言者の二人だけは
千年間をたった二人だけで「火の池」で過ごすことになるのです。
ここで反キリストとメシアとを比較して見ましょう。
①反キリストの死骸は埋葬されることはなかった~イザヤ14:20預言成就
(イエス様は埋葬されました)
②反キリストの復活は「第二の復活」<それは不信者のもの>の初穂である
(イエス様の復活は「第一の復活」<それは信者のもの>の初穂です)
③復活の結果は火の池への投獄である
(イエス様は復活されて天の右の座に着かれました)