中本卓志氏 メモリアルサーヴィス
Feb
15
行ってきました。
中本さんとは、シアトルオーナー会に私が所属するようになって
4年ほどのお付き合いだったと記憶します。
長年、シアトル日本語補習校の校長として活躍され、
多くの人たちに親しまれて来られた方でした。
サーヴィスは、そんな中本さんのお人柄が良く映し出されたような、
アットホームにさせられる和やかな時となりました。
弔辞では、大企業の商社マンとして
イエメン駐在時のご苦労を分かち合われたご同僚の方が立たれ、
中本氏がその不便と孤独の中を、いかに堅忍不抜の意志もって貫かれて来られたかを語って下さいました。
一方で、柔和な笑顔が一瞬で相手を味方に引き寄せてしまう、
その温和で包容力あるお人柄については、
中本氏とお会いする誰もが認めるところで、口々に語られていました。
エバーグリーン・グリー・クラブという
日本人男性コーラスにも属しておられた氏を偲んで、
同クラブが合唱された
箱根の山、ふるさと、君といつまでも、の3曲は良かったです。
特に氏の愛唱歌であったという、
君といつまでもの熱唱には涙を禁じえませんでした。
まだまだこれからも活躍できたお年でありましたのに、
地上での一時の別れであると知りつつも、さびしい限りです。
中本さん、もはや病の痛みも恐れもない神様のところで
平安に包まれゆっくりとお休みください。