カナダ・ヴァンクーバーで 宣教師のIさんと会食。 明日、お世話をしている留学生らを スチーブストンへお連れするのだという。 そこは19世紀後半、鮭の缶詰工場で賑わった町で カナダの日本人社会発祥の地でもある。 70年前の真珠湾攻撃で日本人の漁船はカナダ政府に接収され、 人々は家屋や土地、ほとんどの財産を手放して収容所に連行される。 米国の日系人に起こったと同じ悲劇が ここカナダのバンクーバーでもあったことをつい最近になって知りました。 数ヶ月前に当地でも封切られた映画 「ヴァンクーバーの朝日」は、 そんな収容所時代を舞台に生き抜いた日系社会を 少年野球を通じて描いたもので いつか観てみたいと思っているんです。