この日、 私が単身で渡米してから18年となりました。 これまでの18年間、この日を意識したことはなく その日がいつであったか自分では忘れてたのですが。 数日前、妻に聞いて 教えてもらったのでした。 その日、 手にしていたのは数個のスーツケースだけ。 結婚祝い金としていただいた幾ばくかの金銭が 当面の生活費でした。 以後、 妻と結婚し 教会では神の家族が与えられ 二人の尊い子供らにも恵まれ 何とか生活も支えられて来ました。 「信仰によって、アブラハムは、 相続財産として受け取るべき地に出て行けとの召しを受けた時、 これに従い、どこに行くのかを知らないで、 出て行きました。」 (ヘブル11章8節) 当時の私にあったものも、 神からの召しとビジョン、これに応答する信仰だけでした。 何の経済的な保証も 働き場も明確でないままで踏み出しました。 ともに主がいて下さいましたから。 ともに祈って支える友がいて下さいましたから。 励まされ、 支えられ続けて 振り返ってみると あっという間に18年です。 今後も最善なことしかなさらない主のご命令に従い どこまでも知らない道を歩んでいきたいです。