毎朝目覚めたとき、することがあるのは幸いだと思う。
行くべきところがあって、あなたの仕事を待っていてくれる人があることは実に幸いであると言っていい。
このニューヨークにも私の訪問を待っていてくれる方々がいる。
毎朝、その日にお会いする方々のお顔を想像するとモチベーションも高まって来る。
ビジネスの世界での喜びや苦しみ、楽しみや挑戦を語り合うこともある。
そんな重荷を共有していくことにも思いが至る。
するとお会いするのがますます楽しみとなってしまう。
かといって、目覚めてから布団を蹴飛ばして飛び起きるかといえばそうでもない。
起きるのが億劫で数十分単位でまどろみ、グズグズしていることもある。
マンハッタンをかなりの距離、あちこちを闊歩するのはかなりの体力消耗となるらしい。
そう感じる年になったらしい。
夕刻ホテルに戻ると、かつては街中をジョギングに飛び出していったこともある。
今では湯船につかり、疲れた足を自らマッサージするようになった。
少し前まではシャワーがあればそれで十分だったが、このところ、湯船のある部屋が必須となって来た。
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