英語と日本語
May
1
Oh, this coffee almost costs your flight.
シアトルの空港にて搭乗口で係員にそう言われました。
確かに予定離陸時刻の10分前だったし、
私が最後の乗客で他の皆んなはすでに機内におとなしく着席している状態だった。
そんな時にスタバに寄るなんて言うのは少々贅沢な選択だったかもしれない。
機体につながる廊下では、”Takahashi”〜と私を呼び出す館内放送までも聞こえてきた。
またしてもギリギリだったけど係員のあの気の利いた言葉はどうであろう。
私を個人的に責めるものでもなくただその折の状況をコーヒーにかけて言ってのけたに過ぎない。
この辺が英語にある機知に富んだ表現であり
その文化が内包しているユーモアと言えるかもしれない。
そしてこの英語表現をそのまま日本語に直訳する事は難しい。
「そのコーヒーがもう少しであなたのフライト分の値段になるところでしたよ」
もし日本人係員に日本人がそのように言われたら目を丸くしてキョトンとする以外なかったのではないか。