「シオンに生きる者」
2018-05-06
詩篇87篇
1,主の礎は聖なる山にある。
2,主はシオンの門を愛される。ヤコブのどの住まいよりも。
3,神の都よあなたについて誉れあることが語られている。セラ
4,「わたしはラハブとバビロンをわたしを知る者として記憶しよう。見よペリシテとツロクシュもともに。『この者はこの都で生まれた』と。」
5,しかしシオンについてはこう言われている。「この者もあの者もこの都で生まれた。いと高き方ご自身がシオンを堅く建てられる」と。
6,主が「この者はこの都で生まれた」と記して国々の民を登録される。セラ
7,歌う者も踊る者も「私の泉はみなあなたにあります」と言う。
「シオンに生きる者」
⑴シオンにある礎
①聖なる山とされたシオン
直訳は「山々」、尊厳複数形という文学形態である。
そこは神の都であり、王の住まい、統治の中心地、また歴史的に神と人との契約が更新されて来た地である。
②選ばれたシオン
全イスラエルの地域からエルサレムが選ばれ神の都とされた。
それが「愛される」の意味。
⑵シオンにある登録
①神の登録文書がある(詩篇9:5、69:28)
それは神の国を受け継ぐ人名リストであり人物判別帳である。
②登録される人々
異邦人諸国〜「ラハブとバビロン」「ペリシテとツロ、クシュ」
彼らがネイティブとして登録されると言う事はなんだ分け隔てない霊的祝福を享受することの約束である。
「この者はこの都で生まれた」
イスラエル人〜世界中に離散していてもその残りの者はすべて相続者となる。
「この者もあの者もこの都で生まれた」
⑶ シオンにある泉
①住民たちの歓喜と踊り
シオンとは神の都であり、そこに君臨される王なるイエスである。
生命に欠かせない水の湧き出る源がイエスにあるとは、
新約的には信者の内から流れ出る水である聖霊を意味している。
「わたしが与える水を飲むの誰でも、決して渇くことがありません。
わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます」
(ヨハネ4:14)
②命の源泉はシオンにある
イエス以外の源泉から原動力を引き出しているとしたら、それは真摯な信仰生活ではない。
自分が無力で乏しいことの現実に目が覚める時にキリストにある富に目が開かれていく。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account