この5月14日、米国はそれまでテルアビブにあった大使館をエルサレムに移転しました。
米国のこの決断は中東紛争に新たな火種を起こすものとして警戒されていました。
ガザの国境付近で民衆デモが起こり、
それが発砲事件へとつながった事は痛ましい限りです。
その一方で多くのアラブ諸国は冷静を保ったまま、
特に対抗措置を講じようとしていないようです。
エルサレムの政治や司法、また学術の中枢機関はエルサレムに集中しています。
各国の大使館員たちはエルサレムに来て外交交渉をしており
すでに実質的な首都機能をエルサレムが持っています。
ただオイルパワーを持つ中東諸国を恐れてエルサレムを首都と認定していなかったのが各国のこれまでの実情です。
つまりトランプ大統領は
「王様は裸だ」と事実を言ったに過ぎません。
ダビデが都をエルサレムに定めた紀元前1千年から
エルサレムは変わらずにイスラエルの首都です。
ただこの現世的な世界情勢の延長線上に「ダビデの子」であるメシアがエルサレムで新たな王国を統治するのではありません。
国際紛争が頂点に達し世界連合諸国がイスラエルを抹殺するために侵入した時、
メシアが再臨し王国を完成すると言うのが聖書予言のシナリオです。
この日、エルサレムの平和を祈りながら
エルサレムカフェで1人食事をしました。
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