景教を考える上ではずせない京都には太秦にある広隆寺を訪問しました。
広隆寺は603年(推古天皇11年)に建立された山城最古の寺院とされています。聖徳太子が建立した7大寺の一つでもあります。
日本書紀によると、秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子から賜った仏像をご本尊としたとあって、そのご本尊とは現存している弥勒菩薩であることが国宝の広隆寺にある国宝の実録帳に記されてあります。
その秦氏族は大陸の優れた文明を日本に持ってきましたが、その主なものは養蚕・機織りのスキルでありさらに農耕、醸酒など当時の地方産業育成に貢献するものであったとされています。
法隆寺のすぐ近くに蚕ノ社・木島神社がありまして秦氏族の功績を裏付けるものとなっています。
「景教徒の群れを歴史的に区分すれば
1つは、、、
2つは、、、、
3つは、弓月の国から199年と283年に来日し、帰化した秦の始皇帝の子孫の一群から派生した秦氏族たちです。この中国景教徒と秦氏とは異質の群れでしょう」
(「景教のたどった道」 p123. 川口一彦著)
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