熱中小学校で和敬静寂
Apr
28
シアトル熱中小学校に出席して来ました。
1時間目は音楽の時間。
日本からわざわざお出で下さった講師による指導のもと、
メロディーに合わせた歌詞を創作しました。
講師は多才な方で作曲や作詞、ミュージカルまでも手がけておられる方。
私たち生徒が作詞したものをご自分でピアノ演奏しながら自ら歌ってくださいました。
2時限目は芸術の時間で、シアトル裏千家の淡交会の幹事長さんを講師に茶道について学びました。
茶道には亭主が客人を迎えるおもてなしの心があり、茶室の中に掛け物水差し茶碗釜などを整えて客人との人間的なぬくもりを大切な要素とすること。そこには日本の風土が育んだ文化的結晶とも言える美の世界であり、それが「和敬清寂」の精神と言われるものとのこと。
和 Harmony
敬 Respect
静 Purity
寂 Tranquility
千利休が茶道を大成した時はキリシタン隆盛の時代。
キリスト教の影響が茶道にも色濃く反映されていることが講師からも確認出来ました。
例えばフクサのたたみ方。十字を切る仕草であることなど。
茶道での楽しみは、なんといっても和菓子。
自家製のお菓子をいただきながら自らチャセンでお茶を点てる、和敬静寂世界を堪能しました。