山本太郎氏とれいわ新選組
Jul
14
日本ではちょっとした、れいわ新選組ブームが起こっているようにお見受けしますが、ある牧師が山本太郎さんとその政党を支持する旨の投稿をFacebookにしました。すると仲良くされていらっしゃる別の友人牧師が太郎氏自身の資質、れいわ新選組の経済政策が日本を破壊するとんでもないものであることを指摘された上に、牧師がある1つの政党を支持表明するのは敵を作ることにつながるのでどんなものか、との問題提起をされました。
既に新選組と太郎さんを支持発信している私にとっても無関係では無いので、お二人の論戦に飛び入り参戦した次第です。
論戦といっても二人は互いの考えをリスペクトしながら議論を続けられていて、見事と感心しました。
許可を得ておりませんのでお二人の論戦自体は控えざるをえませんが、私が参戦した文言をここに紹介します。
これを見て私が必ずしも太郎氏が掲げている全ての政策にぞっこんではなく、「現段階での支持」に過ぎないことを深くご理解いただければと思いました。
(いかが参戦した文章)
N先生T先生、横から入り込んで失礼します。
お二人の対談はそれぞれが筋が通ってる上に冷静さを保ち、SNS上で議論をする際の模範となるものだといえます。
T先生がれいわ新選組をご懸念されている点は私も全く同様です。日本の地方によっては倍以上にもなる急激な最低賃金の引き上げが雇用流出につながり韓国のようにさらに経済の混乱をもたらすと思います。経済政策ばかりでなく私は外交・防衛政策にも大きな疑問を感じています。と言うより中国寄りのその姿勢は選択肢としてありえず、もし彼が政権を取ったならば大反対するでしょう。
私個人がれいわ新選組の提示した政策に賛同できるのは消費税廃止と大学奨学金の大幅な見直し、社会的な「とんでも法案」の改正くらいです。それではどうして賛同表明しているかと言うと、未だ政権担当能力がないからに他なりません。たとい候補者全員の10人が当選したとしても、まだ野党の一部弱小勢力にしか過ぎないので安心しているのです。
れいわの躍進を通じて、現政権の消費税増税に強烈なNOを国民の意思として突きつけることができます。
この点、N先生も同様のお考えで賛同されているものとお見受けしました。
(以下引用)
「安倍政権は経済をコントロールしようとして、国民生活を破綻させるような勢いで失敗してしまいました。それでも、選挙後も、彼らは国会の中に多数派で居続けるでしょう。
だから、山本太郎は、実際に政権を取るまでは政策を実現出来ません。けれども国のかたちと国民生活を壊し続ける現政権の歯止めとしては十分なインパクトがあります。」
(引用終わり)
20年間のデフレを脱却できずにさらに国民生活を貧困化させる消費税増税を反対するための緊急避難措置として私はれいわを応援しています。政治はそしてその勢力は常に流動化しています。現在の段階ではれいわを支持出来ても、次の段階ではもちろん異なると言うことです。
なおT先生が懸念されていた、牧師が1つの政党を支持表明することにより、本来は敵でなかった人を敵としてしまう恐れを心配されている点についてです。
そのような方には、政治と宗教とを自らの感情に引き寄せてごちゃまぜにするところから成長してしていただかなくてはならないと申し上げたい。N先生が書いておられる通りに、いかなる政治的異論を持ったとしても、主にあって1つであるとの信仰理解に至りたいものです。全て同じ考えの人たちだけで教会が形成されていたとしたら、そこにはカルトの匂いが漂います。
長文失礼しました。
この文章、勝手ながら自らのFacebookにも投稿します。
牧師の政治的意見を聞いてつまずく人に成長・成熟を促すためです。