「すると彼の目は輝いた」
Jan
26
「すると彼の目は輝いた」
サムエル記 第一 14章24~30節
"さて、その日、イスラエル人はひどく苦しんでいた。サウルは、「夕方、私が敵に復讐するまで、食物を食べる者はのろわれよ」と言って、兵たちに誓わせていた。それで兵たちはだれも食物を口にしていなかったのであった。
この地はどこでも、森に入って行くと、地面に蜜があった。
兵たちが森に入ると、なんと、蜜が滴っていたが、だれも手に付けて口に入れる者はいなかった。兵たちは誓いを恐れていたのである。
しかし、ヨナタンは、父が兵たちに誓わせたことを聞いていなかった。彼は手にあった杖の先を伸ばして、蜜蜂の巣に浸し、それを手に付けて口に入れた。すると彼の目が輝いた。
兵の一人がそれを見て言った。「あなたの父上は、兵たちに堅く誓わせて、『今日、食物を食べる者はのろわれる』とおっしゃいました。それで兵たちは疲れているのです。」
ヨナタンは言った。「父はこの国を悩ませている。ほら、この蜜を少し口にしたので、私の目は輝いている。
もしも今日、兵たちが、自分たちが見つけた敵からの分捕り物を十分食べていたなら、今ごろは、もっと多くのペリシテ人を討ち取っていただろうに。」"
⑴父はこの国を悩ませている
①サウル王の抜擢とその能力
容姿、謙遜の美徳を兼ね備えていた〜Ⅰサム10:23
②宗教的儀式や形式には熱心である
戦いの前のいけにえや祈り〜13:9-10
⑵私の目はこんなに輝いている
①2世としてのヨナタンの素養
父の宗教的束縛には陥っていない
ノルマや罰則を定めることで部下からの成果を期待するサウルの目論見(24)
②ひたむきで純粋なヨナタンの信仰(13:6)
指導者の言われるままの思想に染まり、自分の頭で考え判断できないカルト信者の犠牲者と比較。
⑶この蜜を少し味見して見ただけで(29)
①信仰の杖を取り蜜(聖書の言葉)を味わえ
②エネルギーに溢れたヨナタン
疲労した人達との比較(30)
(結論)
御言葉に生かされてゆくその経験値が力を生み出し勝利へと
す