「犬も歩けば棒に当たる」
今から10年ほど前、2人の甥たちが夏休みを利用して日本から遊びに来ていた時、我が家では毎日のようにいろはかるたをした。
我が子たちを日本語に慣れさせる下心もありありだったけど。
我が子たちにはつたない英語で翻訳し、また小学生の甥っ子たちにはやさしい日本語でカルタの意味を解説した。
有名ないろはかるたの最初に出てくるのが、「犬も歩けば棒に当たる」
その意味を小学5年生の甥っ子は、「犬でも外に出ると棒にぶつかっちゃうからおとなしくしていたほうが良いと言う意味でしょ?」と聞いてきた。
私は「多分これはとにかく外に出れば棒を見つけられると言う意味ではないかな?犬は棒を加えるのが好きでしょ」なんて答えておいた。
本当のところはどうなんだろうと思ってその後10年経った今日、調べてみると両方の意味が載ってあった。
かるたが作られた江戸時代の当初の意味は、甥っ子たちの意味で使われたらしい。ただ昨今では私の意味で解釈されることが多くなったと説明してあった。
本日散歩の途中に可愛らしいワンチャンに追いかけられてこのことを思い出し、辞書で調べてみた次第です。
「犬も歩けば棒に当たる」の2つの意味
①あまり出しゃばった行動をすると、思わぬ災難に会う
②何か行動を起こせば、思ってもいないような幸運に巡り合える
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