ホサナキリスト教会・日曜礼拝のメッセージアウトラインです。
「神の武具を身につけよ」
エペソ人への手紙 6章10~18節
"終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
悪魔の策略に対して堅く立つことができるように、神のすべての武具を身に着けなさい。
私たちの格闘は血肉に対するものではなく、支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天上にいるもろもろの悪霊に対するものです。
ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、一切を成し遂げて堅く立つことができるように、神のすべての武具を取りなさい。
そして、堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
足には平和の福音の備えをはきなさい。
これらすべての上に、信仰の盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢をすべて消すことができます。
救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。
あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。"
(1) 悪魔の策略
①私たちの戦いは、「血肉に対するものではない」
人間集団や社会制度を否定したり、転覆を図るものではない
天と地にある諸々の悪霊に対してのものだ
②「邪悪な日に際して対抗」するため
苦しい状況の中では、失望や罪に陥りやすい
怒りや高慢に引きずり込もうとの悪魔の罠に陥りやすい
(2) 神の武具を身に付けよ
①それはつまり、キリストご自身に深く根さし、沈殿することだ
「身に着ける」(11、14) = 「主イエス・キリストを着よ」(ローマ13:14)
②これが全人的に私たちを支える武具だ
帯、胸当て、ブーツ、大盾、兜、剣
中でも唯一の攻撃武器が剣であり、それは神の言葉である
(3) 堅く立つために
①「御霊によって祈りなさい」~ 祈りは私と神を結びつける営みである
言葉足らずでどう祈ったらわからなくても、御霊ご自身がその思いを汲み取って届けてくださる(ロマ8:26-27)
②あらゆる時に、すべての課題を用いて、忍耐を持って祈れ
そのために目を覚ましていよう
(結論)
クリスチャン生涯は決して平坦ではなく、それはリクルートされた兵隊の様なもの。
自分だけの力で勝利することはできない。戦う相手が人間を超えた悪霊であるから。
よって、強められなくてはならない(受け身形)。
主は私たちの中に満ちてくださり、私たちを輝かせ用いてくださることのできる方だ。