五島美術館で行われている「瓷華明彩」展へ行ってきた。伊勢彦信氏(イセグループ会長)の中国陶磁コレクションである。文化財団にしてあるが、すごいコレクション。明・清時代の官窯を中心とする選りすぐりの色絵作品70点なので、名品揃い。重要文化財も2つある。まあ、色絵はさほど興味はなかったが、黄釉はとてもきれいだった。15世紀、16世紀(明の時代)にこれだけの黄色をだせるのは、やはり中国はすごい。
また、初めて、青磁鉄斑文瓶の実物を見た。重要文化財である。13世紀から14世紀(元)なので、還元焼成だろうが、鉄斑文がとても鮮やかで美しかった。やはり、本物は見なければいけない。
19世紀にセーブルが一生懸命中国陶磁の色釉を研究したのがよくわかる展覧会であった。でも、多色の釉下彩は、やはり、ロイヤル・コペンハーゲンとビング&グレンダールだな。
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Posted at 2015-07-09 00:03
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Posted at 2015-07-09 09:30
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