今読んでいる学芸出版社から1993年に出版された「神々と生きる村 王宮の都市」である。「神々と生きる村」はバリ島のことであり、「王宮の都市」はジャワ島の主にジョグジャカルタについて書いてある。実は出版されてすぐに買ったのであるが、まったく「王宮の都市」の方は記憶がない。おそらく、購入した時は前半の「神々と生きる村」の部分だけ読んで、「王宮の都市」の方は読まなかったのだろう。
ということで、今回は「王宮の都市」の方を読んでいる。ジョグジャカルタは今年夏に訪れたので、読んでいると、イメージが湧き、とても良く理解ができる。で、一番の驚きは、以前、このブログでも掲載したプンドポは、ガムランを演奏するために王宮にだけあるものだと思っていたが、実は、昔、庶民の伝統的住居には必ずあったものであった。目から鱗である。いや~、勉強になるな。いま学生が、バリ島のバンジャールとジャワ島のプンドポをコンピュータ・シミュレーションでモデリングして、音響解析を行っている。結果が楽しみだな..
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account