オオクワガタムシ
Mar
23
カブトムシは1年で死んでしまいますが、オオクワガタムシは、人間が育てれば越冬することをご存知でしょうか。それもうまくすれば2回。事実、現在我が家に居るこの幼虫9匹の親2匹は、2回目の冬眠中であり、あと2ヶ月ほどで出てくるはずです。そして、そろそろ寿命でしょう。ようするに、幼虫で1年、成虫で2年、計3年間生きます。中には幼虫から成虫になるのに、2年かかるのもいるので、そうすれば、計4年近く生きていることになります。ちなみに、コクワガタムシも1回は越冬します。一昨年、家に飛んできたコクワガタムシを越冬させました。
このオオクワガタムシ、大きいほど価値があるらしく、幼虫時代に与える餌によって違いが出てきます。すなわち、成虫になってしまえば大きくならないのです。そのため、菌糸ビン(写真上)というものに幼虫を1匹ずついれて育てるのです。で、蛹になるまでにだいたいこの菌糸ビンを1回とりかえます。菌糸ビンに入れる時期によっては、1本ですむ場合もありますが、だいたい1回は取り替えるようです。取り替える時期は、上の写真左側3本のように、白い菌糸ビンが8割以上黒になったときです。右側の白い3本は、これから入れる新しい菌糸ビンです。
下の写真が、昨日、菌糸ビンを取り替えるときに取り出したオオクワガタムシの幼虫です。菌糸ビン口の直径は約7cmです。大きいでしょう。代えるときに、30g以上あると良いようですが、面倒なので測っていません。こんなのが、9匹いるのですからね。蛹にならないと、オスかメスかわかりません。今年に入って7本取り替えました。あと、1本は代える必要がありそうです。
しかし、本当に生き物を飼うことはお金がかかりますね。
9匹孵したら、もうやめようと思っています。
Posted at 2008-03-23 17:54
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Posted at 2008-03-24 15:39
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Posted at 2008-03-23 17:57
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Posted at 2008-03-24 15:43
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Posted at 2008-03-25 09:18
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